新発田市諏訪町にある公園。
JR新発田駅のすぐ近くにある公園で、大きな二階のお屋敷が気になって(トイレがてら)寄ってみた。
駅前近くだけあって公園の駐車場は無く、公園案内図に近隣の駐車場の案内もあった。(けど、朝は車や人の通りがなかったので裏に路駐した)
で、きれいなトイレですっきりして公園を抜けて表に出た。
道向かいの神社が気になったので、先ずはお屋敷の前にそっちに行ってみた。
向かいの神社は諏訪神社。
慶長3年(1598)に入封した溝口氏が諏訪より城内に遷座した神社で、その後、職人町、泉町と移って宝暦6年(1768)にこの地で社殿を造営したそうだ。
祭神は建御名方命、八阪刀売命と初代新発田藩主溝口秀勝。
丁度今日6/30が夏越大祓なので社殿内は開かれて灯りが点いてて白装束の神官が御祈祷していた。
境内の神輿庫には立派な神輿が二基覗けた。けど映り込み激しくて写真は失敗。神輿の間の社殿模型だけ写せた。
神社の外の道の、欄干の付いた側溝でなんか泳いでたのが見えた。小魚か?とか思って覗くとオタマジャクシだった。駅前近くの整った公園がカエルだらけになったら面白いなぁーとか思いながら道路を渡って戻った。
さて、そして最初に気になってたお屋敷の「蔵春閣」。
これは新発田出身の実業家大倉喜八郎が東京向島の別邸の一部として明治45年(1912)に建てたものを寄贈し移築したものだそうで、そもそもこの東公園が大倉氏の寄付で大正初期に造られた公園なんだそうだ。
大倉喜八郎という人は、幕末に江戸に出て銃砲店を開業し官軍御用達で巨利を得て財閥をなしたそうで、ああ、新発田藩が官軍に付いたのもそういう後ろがあったからなのかな、、とか思った。
館内見学は9時からだそうで入れなかったけど、まぁ周りからどっしりとした風貌を見てまわってOK。大倉喜八郎という歴史を知れてよかった。
そして最初に横切った公園の広場へ戻る。
後でゆっくり眺めようと思ってた蒸気機関車を眺めた。
これは静態保存されたD-51の512号車、昭和15年の製造で同47年まで新津機関区の羽越線、信越線で地球51周分の距離を走り続けたそうだ。
まさかホテルを出てすぐの目の前に見どころ多い公園があるとは思ってもなかったし、出かけてすぐに寄り道するとも思っておらず、初っ端からの寄り道でドライブ気分あがっていい朝だった。
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