稚内市開運の稚内港から利尻島の鴛泊港へ渡るフェリー航路。
北海道の北の果ての更に先の離島だからまぁまず行くことはないだろうなと思ってた利尻島だけど、以前サロベツから見た利尻山のカッコよさから意識はしてたし、何より料理がうまそうなイメージ。日数に余裕があるなら行きたいなと思ってた島。
でも実はぶっちゃけ今までフェリーで渡ってドライブした島って実は全部国道が通ってる島だけなんだよね。(国道がない島は広島の宮島と沖縄の久米島、伊江島、伊平屋島だけかな。宮島は気まぐれだし沖縄は余裕しかなかった。)なので、種子島でひととおり国道目的とする島がなくなるとその後はあまり離島へのドライブを考えなくなっていた。(沖縄の宮古島だけ残ってるけどそれはもう無いと思ってる)
そんな変なこだわりを打ち破っての久々の離島渡航。
風邪気味とか天気悪いとか行かない言い訳は幾らでもあっただけに、極力寄り道もせず回り道もせず黙々と北上してその勢いで船に乗れた。
渡ってから「やっぱ失敗したなぁ」と思うかもしれない。けど、渡らずにやっぱ北海道でのドライブでいいやと切り替えても、どちらにしても天気は悪いわけで、負けた気分の連休になってた事だろう。下手すれば「もう北海道はイイや」と避けるようになるかもしれない。これでいいのだ。。なんてブツブツ思いながら船に乗った。
さて、格納庫はそうでもなかったけど上がった客室はキレイで、内装リニューアルでもしてそんなに経ってないのかなって感じだった。
座席の客室には入らずに雑魚寝のエリアに進むと、空いてて悠々で、手前の小さめのスペースは自分だけの貸し切り状態。
濡れた靴下脱いで悠々寝転がって、イビキ気にせずに寝れた。いいねいいね。
さて、出港前に船窓から覗けた稚内港は、ちょうど向かいが防波堤ドームのある桟橋で、巡視船が停泊してた。
そして定刻2時半ちょいの出航。船は港を出てそのまま岬の半島に沿って北上。
さっき行ったノシャップ岬の灯台が霞みつつも見えた。やっぱ赤白縞々の塔は視認性強くてイイね。
さて、灯台が見えたトコで窓から離れて大の字にゴロンとなって寝入った。
一時間チョイ寝て4時前に船内アナウンスでぼちぼち格納庫へ降りた。
4時過ぎの定刻で鴛泊港に到着。(鴛泊:おしどまり 読めなかった。。っていうか、ワシかサギかと思ってた)島に上陸。
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