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24.05.27 稚内93

旭川~40号~稚内~ハートランドフェリー~利尻島

天気悪い月曜日。九連休の三日目。

朝は5時半に起きて6時苺過ぎの出発。
スパッと風邪がなおったりすることもなく、天気も小雨でイマイチな朝。
また引き続き黙々と一気に北上と思い40号に出た。このロータリーが旭川!って感じ。起点でも何でもないんだけどね。
石狩川を渡った先に自衛隊の基地があるんだけど、そういえば前に小説で旭川の陸自基地が出てきたときに想像してた風景そのまんまだった。そんなに何度も通ってないけどちゃんと憶えてたんだ、、と、自分に感心した。

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40号はほぼ直線でまっすぐ旭川市街を抜けて比布に進む。無料の自動車専用道路の案内が出てたので入口に折れてみたら、上川方面が無料で名寄方面は有料とあった。ん?上川ってどこだっけ、、とハッキリしないまま無料に進んでみたら、道はグングン東に進んじゃって逆方向、うわー違う違う間違えたー。
しかたなく次の愛別ICで降りてターンしてまた乗って引き返した。あー愛別ね。39号ね。愛別って出てたら分かったんだけどなぁ。。(上川はその先の町)

ってわけで比布で41号に戻ってやり直し、15分程度のロスだけど時間より自信の方が痛手だった。(エレキバンで癒されたい)引き続き黙々と北上した。
この41号はいい間隔で道の駅があって、まずは剣淵の「絵本の里けんぶち」を通過。次は士別の市街ど真ん中の「羊のまち 侍・しべつ」通過。まだ7時半だし、この朝はトイレも平気だった。通過なのに印象に残ってたのはどの駅も町も特産や名物をハッキリ揚げてて面白かったからかな。
士別の先で事故で片側相互通行。消防車が何台も並んでて間に焼焦げたトレーラーが見えた。。こわ。

名寄市街より全然手前の風連にある「もち米の里☆なよろ」も通過。
名寄からの無料バイパス道は前にも通ったことあったし稚内方面とあったしで安心して通行。
この道は美深で途切れて下の41号に戻る。少し先に道の駅「びふか」、ここは何度か寄ってる所だけど一度も併設の「美深チョウザメ館」に入ってなくて気にとめてた所。今回も8時半前なので惜しみつつ通過。(時間合ってもどうせ月曜休みだったようだ)

美深から先は車もあまり見なくなってガラガラ悠々。雨は相変わらずだったけど。大型に追いついても悠々追越できた。

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次の道の駅「おといねっぷ」、ここでやっとトイレ休憩。今回の北海道は二日目の此処で初めての道の駅休憩。まだ8時半で店は閉まってたので点景は無し。ここも何度か寄ってて温泉に入ったことあったけど、温泉はなくなってた。。(敏音知のピンネシリ温泉と記憶違いしてた)

ここからの40号はしばらく天塩川沿いの森と谷の景色いい道。とはいえ相変わらずの雨で時折強く降ったりで残念。
森と谷を抜けると、沿線に黄色い花が咲いた広い花畑が見えた。菜の花かな。雨でも鮮やかで左右両側にしばらく広がってた。天気よければねぇ。。

そして中川にも道の駅があった、もう9時過ぎてたから何か食べられないかなーと思って寄ってみた。

9時半前の出発、引き続き雨の40号。
幌延から無料バイパス道、乗ってすぐ先で北緯45度を抜けた。

バイパスが終わった豊富北の先に「開源パーキングシェルター」があった。トイレ平気で通過しちゃったけど、これがなんか毎回通るたびに最北の玄関ってイメージで印象のこってた。
なので、もう稚内まですぐ、、だとばかり思ってたので稚内市街まで意外と長く感じた。

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10時半に稚内市街。割とストイックに北上しつづけて丸二日間で到着、体調と天気の不安を抑えて何とか来れた。まずはそのまま市街を港に進んだ。
この稚内フェリーターミナル、有料の駐車場しか無くてどこ停めていいかウロウロして何回もまわっちゃった。。結局目の前に路駐して中に入った。

船は10:10で出たばっか、次は14:30。四時間後かぁ。んーこの天気だしなぁ悩むなぁ。。その前に泊まるトコはあるんかいと宿検索、安い宿があったしやっぱ初志貫徹で渡ることにした。券買って港を出た。

さて、四時間どうしようかな。。と思いつつ、まずは食事だろうと手前で見かけて気になってた「稚内副港市場」というトコに行ってみた。港側から行ってみたらこっちには入口はなく表の道道に戻って駐車場。

結局食事せずに昼前に車に戻った。岬に行ってみようと道道を北上、灯台を正面に進んでノシャップ岬。前に来た時ここらの食堂で食べてすごくおいしかったからと来てみたけど、岬は雨風強くてガラーンとしてた。それでも店はやってて、前回寄った店もあったけど、今回は別の店にしようかなと「みなとや」という店で車を止めて食事休憩。

ゆっくり食事しても12時半、まだ時間たっぷり。ドライブして廻りたい天気でもないし、前から気になってた稚内公園の展望台に上がる気にもならない。そういえば岬の灯台前に水族館があったっけ、雨と言えば水族館だな!とか思ってまた岬に移動して駐車。雨風強くて車から降りるのも大変だったけど半濡れで魚観休憩。

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思った以上に面白く、もっとゆっくりしていたかったけど船の時間考えて1時半に車に戻った。
っていうか、この駐車場に歩くだけでボロ靴びしゃびしゃ。安靴でいいから水吸わないの買いたいと思い、港を過ぎて市街に進んでみた。けど、靴屋は見かけず45分で諦めて折り返した。(港の手前で見かけたホームセンターに寄ってみればよかった、、と後悔した)

港に2時に戻った、ら、もう乗船はじまってた。はや。
ここの船は乗降一方で、船の前で切り返してバックで乗船。なので少し時間かかるから早くからの乗船なのかな。無事に乗れた。



そして4時過ぎに利尻島到着。半前に鴛泊港に上陸。
久々の離島、この離島マップも久しぶり。
やっぱり天気ドン曇りの小雨パラパラだけど、とりあえず島の周り一周ドライブ。

港を出たとこで前の車はみんな右折で西に進んでたので自分は逆の時計回り。
しばらくカモメだらけの海沿いの道で家も建物も少なかったけど、道はしっかりしてて路面もきれいで走りやすかったためか、あまり最果て感がなく、離島という実感も薄かったというのが第一印象。
でもやっぱり初めての道はワクワクで小雨ながら先行車もなく対向車もたまにだけで悠々自分のペースで進めた。

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さてこの島の東側はしばらく町らしい町はなく、雨の中黙々と進んで鬼脇でやっと町に出た。雨も弱まっていい感じで通過。町の先にはセイコーマートもあった。
で、雨やんでたので、その先のオタドマリ沼は道道から逸れて寄ってみた。

5時前の出発。なんかストイックに北上してきた流れでついつい黙々と走るだけになりがちだったとこで寄れてよかった。
道道に戻って引き続き時計回り、少し進むと山影が見えて「おお、利尻富士かな」なんて思ったけど、こんなに小さいわけはなく、裾の小さい山(仙法志ポン山?)だろうね。ホント利尻富士が見えないのが残念。その先にあった南浜湿原は歩く気なくて通過。

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島の南端の仙法志崎を過ぎると、雨はやんで雲も割れてきた。そして道沿いに湧水の水汲み場が見えたので車を停めた。

そして5時半前に沓形の町に出た。ここが今日の宿をとった町。道道を折れて宿の場所を大凡把握しつつ通過して、港に出て折り返すと正面の雲の端に利尻富士の裾がちょこっと覗けてた。あーもう少し見えないもんかなぁ、、
港の横の小さな丘は沓形岬公園になってて「P」の案内もあったので細い道に進んで丘を回るとすぐ先に駐車場があった。停めて眺望休憩。

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6時前強の出発。こんな時間ながら何カ所か寄れてナイス。だんだんドライブの気分ものってきた。
まだチェックインは早いので道道に戻って引き続きの時計回り。島の北側の空港までの道はまるで富士の裾みたいな広い草原の区間。まぁやっぱり利尻富士は見えず、その裾の小さな山だけが申し訳なさそうに見えてただけだった。
この北側はそんな小さめの山というか丘が海岸にも並んでて、ひとつは「夕陽ヶ丘展望台」になってた。晴れて夕日が見えるなら登ったろうにねぇ、、と通過。

そして6時過ぎに最初の鴛泊港に戻った。寄り道しつつも1時間半で一周の島、もう一周してもいいかもとそのまま通過して二周目。

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やっぱり東側は雨が強いやと思ってたけど、今度は鬼脇でも雨はやまずにずっと雨だった。
南端の仙法志崎は海側の道に出ずに道道を進んだ。ら、こっちの方はウミネコだらけで、何羽も寸前を横切ったりでヒヤヒヤもの。ちょっと前の八戸の蕪島なみの濃さでなかなかワイルドだった。

で、この二周目は横道にも逸れず寄り道もせずシンプルに一周、沓形も過ぎて鴛泊港に戻ったのが7時。一時間かからなかった。さすがにもう暗くなったのでこれで折り返し、宿に連絡して道道を戻った。そして鴛泊の町を出たあたりにあったホームセンターに寄って靴を買った。

今回、出発はサンダルで出てきつつ勿論靴も持ってきてて安心してたものの、一日目の福島で履き替えてみたら違う靴の左側だけを持ってきててアウト。。なにやってんのよ。
でも、以前から車に積んだままのボロ靴もあったのでそれ履いてここまで来たんだけど、雨の稚内ですでにビシャビシャ。靴下濡れ濡れ。正直、水族館より靴屋だろーと言いたいとこだけど、水族館は面白かったので靴の濡れは我慢できた。
で、この利尻にあったホームセンター「ニコット」、北海道ではあちこちで見かけてた店で、実は稚内の港の手前にもあった。そこで寄っとけばよかったのにねぇ。
でもここで安い靴買えて、意外と履き心地よく、水も通さず、歩きやすく重宝してバッチリだった。ナイスナイス。
でもホームセンターもだけど、コンビニもドラッグストアも見かけてますます最果て感が薄く感じた。下手な北海道の町よりちゃんとしてるよね。

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戻りの道は一カ所工事片側相互通行があったくらいでほぼノンストップで一気に沓形まで真っ暗な雨の道を進んだ。

7時半に沓形についたけど、やっぱり宿の場所がよくわからず、その住所のはずのパチンコ屋の駐車場で停車。
宿に電話したら「今から行きます」と、少し待って迎えに来た車に追従して町中を少し回って二筋くらい裏の道がその宿だった。なんか、カラオケボックスみたいな宿だった。。前に車を停めてドライブ終了。(本日の走行距離は409.5Km、燃費は22.5㎞/h)

夜はその宿の人に聞いたすぐ近くの店に歩いて飲んで食事した。
 
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