成田市押畑の408号沿いにあるくず餅の店。
わりと前から408号で通過するたびに気になってはいたけど、そんなに頻繁に通る区間でもないので、見かけてから思い出すくらいでいつも通過してた。っていうか閉まってることの方が多かったかも。多分閉まるのが午後早めなんじゃないかな。
で、先月は手前で思い出して午後2時すぎだから開いてるかなと思って来てみたんだけど、一人前の包みが丁度一人前の客で売切れて空振りだった。
なーんてことがあったので、今日はもう少し早めに寄った。
店は簡素に洒落てていい雰囲気。店先のポストがかわいらしく幟を立てて番してるようだった。
そして店の中は小物が飾られてて、食玩のようなミニチュアのショーケースにミニチュアのくず餅とところてんが乗っててかわいらしかった。
それはそうと、売ってるのはくず餅とところてんだけで、今日はばっちり一人前のくず餅が買えた。
店の奥には座布団だけの小上がりがあってイートイン出来そうな気もしたけど、やっぱ遠慮して持って帰った。
どこか近くの公園で、、、とも思ったけど、午後はこれからどんどん曇ってきて雪降る予報なので、帰ってからの楽しみにした。
で、帰ってさっそく食べてみた。
一人前は、一丁の豆腐のような容器に纏められててそれもなんか洒落ていた。
「お願い」と書かれた紙に「なまものですから」早く食べてというのと、「発行物特有のにおいと酸味」があるとあった。どれどれとにおいをかいでみたら、なるほど!発酵食品だったんだ。
そういえば以前に茂原のくず餅屋で話は聞いてて、じっくり時間をかけて発酵させてるという事はわかってはいたけど、においかいであらためて実感できた。
黒蜜ときな粉をたっぷりかけつつ、中の餅をしっかり味わって食べた。プルプルで爽やかでおいしかった。
パクパクと止まらずにあっという間に食べちゃった。ちょっと食べ終えるのが寂しいくらいだった。
また早い時間に通れた時に買ってこよう。
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