仙沼市魚市場前の「みしおね横丁」にある海鮮食堂。
みしおね横丁は「朝も昼も夜もOPEN」と幟の立った仮設商店街で、パット見はどの店もまだ開いてなさそうに見えたし、人影も見えずしんとしてたけど、駐車場には車が何台も停まってたのでダメ元のつもりで間に停めて歩いてみた。
ら、一番奥の店に列ができてて営業してたのがこの「鶴亀食堂」。並んでるのかぁ、、と怯んだけど、前は家族連れ二組くらいなのでそんなでもないかなと思え、時間も余裕なのでまぁいいかと傘さして並んでみた。
店の外観は洋風で洒落てたけど、暖簾は和風で面白く、銭湯とか書き添えられてた。銭湯?何故に?と不思議に思って見れば隣の店舗は風呂だったようだ。「銭湯休業中 鰹船の入港に合わせて再開致します」とあった。へぇぇ面白い。
タイミングが悪いのか回転が遅いのか列はなかなか縮まず、20分待ってやっと店内。食券買ってまだ少々リーチ状態での待ち、+10分で席に着いた。
店内も洒落た雰囲気ながら、天井には大漁旗など飾られてて面白い雰囲気。漁業の鮮やかさが爽やかになってて素敵だった。
席に着くと「つるかめ通信」という店員さんのミニ壁新聞みたいなのがあって楽しめた。いろいろと凝ってるなぁ。
さてたのんだのは
本日のおすすめ!のボードにあった「漁師のまかない竹」〈メカジキのハーモニカ煮+刺身〉
刺身は遠洋カツオ一本釣り船亀洋丸さんの鰹だそうだ。
並び始めの時に見てた外メニューで決めてたのは「メカジキのカマ煮定食」だったけど、ハーモニカ煮が食べれるなら多少高くても迷わずこっちだよね。
+5分でまかない定食登場。おおーイイねハーモニカ。
メカジキのハーモニカは前回気仙沼に来た時にラーメンに乗った揚げたのを食べて感激した希少部位(→)。背びれ部分だそうだ。
今回は煮たものだけどやっぱりおいしくボリュームあり味わいありで一生懸命ほじくり返してかぶりついた。あーもー気仙沼のメカジキ最高。気仙沼で食事できてよかった。岩手抜けちゃってよかった。
そして実は全然期待してなかったカツオの刺身。カツオは高知でしょ、、とか思いつつ食べてみたら蕩けた。なんじゃこりゃ。ホントにカツオ?一本釣りパねぇ。驚いた。
と大満足の食事。いやぁまさか朝からこんなの食べれるとは思わなかった!
っていうかこれは並ぶわな。並んでよかった!
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