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大森鳥見神社

ファイル 3319-1.jpg印西市大森にある神社。

木下街道と国道の交差点の渋滞を避ける裏道の、対向車が来たら泣きそうになる細い森の坂道の入り口にある神社。僕は滅多に通らないけど友達のとりとりさんはよく通るのかな、前に後ろについて進んでた時に、「ああ、ここも鳥見神社だったか」と気づいて気になってた。

鳥見神社は手賀沼の南西のこの地域だけにある(ご当地)神社。去年、県を跨げずに千葉ばかり廻ってた時に「鮮魚街道」を調べてて知って興味持った。けど、結局行ってみたのは白井の「富塚鳥見神社()」だけだった。。

さて、ちょっと辺鄙なトコにある神社だけど、鳥居をくぐった横には案内板があった。
御祭神は他の鳥見神社と同じく饒速日命、御炊屋姫命、宇摩志眞知命というニギハヤヒ家族の父母息子。産土神とかじゃなくてちゃんと日本神話系なんだよね。
鎮座年は明らかでないそうだけど、本殿は寛永13年(1636)の再建と記録があり、今のものは文久3年(1863)に再建したものとか。
鳥居は元禄12年(1699)の建立で、拝殿の両脇の榧と銀杏の御神木は樹齢500年以上だそうだ。

ファイル 3319-2.jpg

その左右の両御神木は、500年の古い樹を思わせないようなスラっと姿勢のいい姿で、左のカヤの木は見上げると実がなってた。そして下の方では若い芽がチョコチョコ生え出してて元気に見えた。
右のイチョウも同じく元気で、こちらも下の方は若い芽が勢い良くドドッと生えてた。
そして取り巻く森と背後から差す西日がいい感じ。うちの近所ではやっと啼きだしたニイニイゼミがここでは合唱のように啼いてたし、夕方らしくヒグラシも啼きだして涼やかだった。

拝殿で拝んだ後は裏にまわって本殿を拝見。
文久3年の本殿はカッコよかった。やっぱりここも絵巻のような彫刻が施され飾られてて、立体感ある深い掘り方でなかなか見事だった。

ファイル 3319-3.jpg

何故か煉瓦の低い塀にはトンボが停まってた。セミは見上げても見つからないけどトンボは写真撮れるからいいね。
ヒグラシなんか長く啼いててくれるからいる場所分かりそうなもんだけど、樹上に確認できず悔しかった。しばらく探しつつ声聴きつつ森を見上げて涼んでのんびりした。
こんな感じの休憩で立ち寄る神社というのも悪くないね。(でも少し蚊に刺された。。)

タグ:観:宮 観:飾 植:樹 植:実 動:虫 楽:音

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