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新宮城跡

ファイル 3226-1.jpg新宮市丹鶴にある城跡公園。
新宮城は丹鶴城ともいうらしい。

ここは以前から熊野川の対岸の国道(現在旧国道)や橋から見て気になってて、前に新宮市街をまわった時(「浮島の森」に行ったときにも町から見てカッコいい場所にある城跡と興味持ってたんだけど、駐車場が見あたらずにスルーしちゃってた。
で、今回はコインPで停めて来てみた。一時間無料だから丁度よかった。

入口の門は公園用に後から造られた物かな。その脇にある案内板を見ると、往時の口は二の丸から直の路だけで門はなかったっぽい。
城の歴史を読むと、江戸時代に入ってから築かれた城だとあった。そうなんだ。(それ以前は熊野別当の邸宅があった場所だったとか)

そして門からもう階段でずっと登り坂。まぁ手前から見てわかってるけどね。此処に来る前、岸壁を歩いて疲れてたけど、躊躇なく登って一気に上まであがった。いやぁ好奇心というのはスゴイね、我ながら感心w

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「松の丸」の前まで登ると熊野川と新宮大橋が見えた。まぁむこうからよく見えるんだから至極当然。思った通り早速眺めよかった。
チョコッと下ったトコに突き出した感じになってるのが往時の登り口かな。

石垣の城郭を進み「松の丸」から「鐘の丸」に進むと、曲輪らしい広場になってた。(以前はこの場所に旅館があったんだとか。。)

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その先から新宮の市街が見下ろせた。
ここが下から見えてた(最初の写真の中央の)場所かな。さすがにしたから良く見えてただけあってこっちからもよく眺められた。
そんなに高くない分、町が近いけど全体が見渡せていい展望。

川の側を進んで「本丸」の石垣の前で「水の手」という城の川側の口の部分を見下ろせた。
そして石垣の「本丸」に上がった。櫓っぽいのは公園のトイレだった。。

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本丸の上には井戸があって覗くと公園タイプの水飲み水栓があって捻ったら水が出た。。公園だw
その井戸の前からは熊野川がよく見えた。(右に見える「出丸」に行けばもっと眺め良かったんだろうけど、そういえば行くの忘れてた。。)

本丸も広場になってて桜の木があった。東の端にあった石碑は城址の碑かと思いきや「丹鶴姫の碑」だった。なんだろ、悲運の姫の伝説とかあるのかな、、石碑の解説は読みづらくてパスした。(丹鶴姫はこの地で育った源頼朝の伯母にあたる人だそうだ)
その東の端の下り口は閉鎖されてた。裏の竹やぶではコゲラが木をつついてた。シロートにも見つけやすい鳥でアリガタイ。

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南側にまわると海が市街の先で少し遠かったけど輝いていた。
そのまま「のぼらないでください」とあった石垣の縁に沿って西にまわると、こっちの先っぽは尖ってて少し先の市街が見下ろせた。手前は「鐘の丸」で隠れて見えない。下からも見えてなかったようだ。

しばらく展望を楽しんで市街側の口から下った。
こっちは鉄道のトンネルの口があってちょうど車両が通過してた。
そうこの城のど真ん中にトンネルがあって熊野川を渡ったJR紀勢本線がくぐりぬけてるんだよね。城の中に地下駅とかあったら秘密基地みたいでカッコいいのになぁ、、なんて子供みたいなこと考えちゃった。(っていうか実はこの脇に昔通ってたケーブルカーの線路跡があったらしい。。気付かなかったなぁ)

そして一段下ると櫓台みたいなトコに東屋があった。ここから振り返ってみた本丸の石垣がカッコよかった!

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カッコいい石垣といい眺めのいい城だ。戦乱のない時代の展望城塞。治めるものの贅沢ともいえる城だけど、ドライブがてら事由に上れるのはいい世の中だよねぇ。
天守はともかく櫓くらい建ってなかったのかな。(案内には何も書かれてなかったけど、櫓は多く大天守に小天守まであったとか無かったとか、、復元に向けて懸賞をつけて古写真を募集してるそうだ)

そしてグングン下るとその下に駐車場があった。えー。
さっき前の道を通った時にチラッと覗いて「駐車禁止」という看板が見えた坂道の先で、その「駐車禁止」というのは道の途中には停めるなという事だったらしい。。まぁ一時間無料のトコに停めたからいいけど。

30分で駐車場に戻った。ゆっくりまわったたつもりだけど意外と早かった。

タグ:観:城 観:石 観:鉄 楽:眺 景:川 景:町 動:鳥

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