新見市神郷下神代の「夢すき公園」内にある三連水車。
「日本一の親子孫水車」というのが気になってちょっと寄ってみた。
「日本一」をウリにしてるみたいだから歴史はないものだろうな、、とは思ったけど、まぁそんな感じで、「紙の館」という紙漉体験施設の目印的な建造装置になっていた。
もう夕方でその「紙の館」は閉まってて誰もおらず閑散としてたけど、おかげでゆっくり水車の回る風景を眺められた。
山に落ちる夕日に輝きながら垂れる飛沫と大きな水車でイイ感じ。
大きさは親13.6m(去年滋賀で見た水車「能登川水車」より少し大きい)、子6.0m、孫4.5mだそうだ。
一番大きい親水車は堂々として格好いいけど、それに続く子孫水車は「紙の館」の脇に隠れて余り目立たなかった。
折角だからキレイに並んで見える角度をと思って、周り廻って探したけどイマイチだった。。
というのも、元々は「日本一の水車」として単機作られたものが、すぐによそにもっと大きいのが出来て抜かれちゃたそうだ。
んじゃあ、、と策を練って子と孫作って「三連水車で日本一」って事にしたようだ。そこは張り合うトコなかったようだ。
んー。。
(ちなみに、行きに寄った荘川の「そばの里」の五連水車は13m、4.5m、5m、5.5m、3.6mで「五連水車で日本一」だそうだ。どこもかしこも微妙な日本一だよね)
日本一かどうかはともかく、此処の水車はちゃんと水車小屋とセットになっててちゃんと機能してそうでイイ感じ。
小屋も藁葺きの屋根でカッコイイ。(昔こんなプラモデル作ったよなぁ)
他の大きい水車ってどこも単独で観覧車みたいに回ってるだけだよね。
その分ややこぢんまりした感じはするけど、水車はこういう姿であって欲しいから一番好感持てる。