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鳥取砂丘

ファイル 902-1.jpg鳥取市浜坂にある日本最大の砂丘。
8年振り三度目の来訪。

今回は裏の鳥取市営の無料駐車場から歩いた。
(八年前に来たときは表の福部町の駐車場も無料だったんだけどなぁ)
歩くには土産屋のないこっちの方がすいててイイ。

取り敢えず折角の裏からのアプローチだから、あまり人の歩いていない方の広い砂丘地帯をとめどなくフラフラしよう!と歩き始めた。

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それにしてもこんだけ広い国指定天然記念物の砂丘だけど、荒野っぽい草の生えた部分以外はどこもかしこも足跡だらけ、天然の箇所はどこへやら、こんな裏の方でも足跡のない部分というのは見当たらず、一面のシマシマの風紋なんてどこにもなく、風紋のポスターは嘘じゃないのか?と怒りたくなるような状態。
風紋見るには季節とかあるのかな?もっと風が強い時じゃないとダメかな。。
っていうかここら辺の足跡っていつ頃の足跡だ?(4月の連休か?)

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いろいろ足跡の無いところを探して歩き廻ったけど、ダメだった。やっぱみんなそんな風に歩き廻ってんだろうね。
まあ、ちょこっと合間のすき間の風紋も少しは見えたしヨシとしよう。

案内図で見た奥の縁の「追後スリバチ」というあたりに歩いた。20m32°の急斜面。いきなり大きな堀で砂丘が終わってる。
うわーなんか思い切り滑り落ちてみたい、、 けどやらない。落ちたら安部公房の「砂の女」と暮らす事になっちゃいそうだ。(。。それはそれで魅力的かも)

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縁から離れて砂丘を進むとピッチャーマウンドのような茶色い部分があった。「火山灰露出地」だそうだ。砂が禿げちゃったのかな、、

黄色い花が咲いていた。「ハマニガナ(浜苦菜)」というそうだ。
「コウボウムギ」というタワシみたいな浜の麦も可愛らしかった。

そして広い砂丘の中で迷わないように一定の距離をおいて現在地がわかる木柱が立てられてた。
これは有り難い。おかげで迷わずにフラフラ歩けた。

砂丘の表のメインの丘まで歩くとなると結構距離あるね。
いやいやそんな観光客だらけの丘は遠目に見るだけでイイ。あっちの方は前にも来たし。

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海辺に出た。
砂浜は普通に砂浜で、ここは逆に足跡が少なかった。
海岸線から見る砂丘は結構高く、戻るの大変そうだな。。とか思いながらもまだしばらくフラフラ歩いた。

砂丘の中のぽつんとあった砂丘気象観測システムとやらはちょっとSFチック、それだけ見るとスターウォーズのタトゥイーンみたいな風景にも見える。(足跡がなきゃもっといいけど)

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シマシマの風紋だけでなく、風に削られた斜面の側面のギザギザもプチキャニオンチックでイイ感じ。砂漠というか荒野だね。

小さな草は風でクルクル回るらしく、砂に草の長さ分の円を描いていた。

中央の広い背の斜面ではパラグライダーの初心者講習みたいなのをやってた。
ここなら気軽で安心でイイネ。おもしろそう。

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最後駐車場までが遠かった。こんなに歩いたっけ?
好奇心に任せて進んでるときは歩いてる距離に気付かないモンだね。

いやーしかし、やっぱ広いし高低差あるし砂ばっかで歩きづらいしで、意外とハードな散歩になっちゃった。
駐車場に戻ると思った以上にクタクタ。
朝一でこんなに体力使っちゃって大丈夫か。。
靴下脱いで砂払ってから車に乗って出発した。

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