静岡市の市街にある弥生時代の農耕集落跡。国の特別史跡。
広い駐車場も広い公園も無料ながら、ちゃんと弥生時代の竪穴式住居や高床式倉庫がしっかり復元されてた。
そうそう、その手前には田圃まで再現されてた。
これはすごい。
友達は「これがあの教科書で有名な高床式倉庫かぁ」と感激。鼠返しもちゃんとあった。
出雲大社みたいな屋根の高床は「祭殿」だそうだ。
日本だねぇ。
そしてそれぞれの住居は入室可能!
おお。
田舎の土間の蔵の中のような懐かしい匂い。
いいなこれ。これだけの立派な住居に住めるのは、当時で言ったらエリートみたいな都会人みたいなもんなのかな。
村としての安全と豊かさを得ながら規則や戒律は厳しかったんだろうな。。とか思いながら見学。
この住居の後ろからの佇まいが可愛いよね。丸くて。
やっぱり天地根元宮造の三角屋根よりこの円形頭部型の屋根がいいね。
で、
公園内では火起こしや田圃作業の体験学習などを催してた。
おもしろそー、、、とは思えど、対象は学童。
うえー子供の頃に来たかったな(昭和の時代にこんな体験学習公園はなかったよなぁ)
と、憧れの眼差しでトライしてる子供を大人達が囲んで見学。
火が熾ると軽く拍手が起こるアイドルっぷりで子供も満足かなww
公園は広く、西側の一角にも住居が再現されてた。
こっちの方が大きく立派な家屋で、そのまま合掌造りの屋根みたいな豪華な造りだった。
位の高い人の居住区だったのかな?
「火起こしの像」なんてのもあった。
駐車場に戻る手前にあった「登呂博物館」は有料だからスルー。
、、と思ってたけど有料は二階の企画展示室で一階と屋上展望テラスは無料だそうなので、ちょこっと覗いてみた。
その一階は「弥生体験展示室」だそうで、館内に竪穴式住居、高床式倉庫、祭殿が作られてた。
へー天気悪くてもじっくり見れて体験学習できるわけだ。
高床式倉庫も中を覗けて、祭殿は中に入れた。いいねぇ。
そして三階の屋上展望テラスからは登呂遺跡公園から静岡市街が見下ろせた。
本来なら某模型メーカーのビルの後ろに見えるはずの富士山は残念ながら雲に霞んで見えなかった。
(見えてた小さな山は浜石岳かな)
ちょっとオマケみたいな感覚で寄ってみた遺跡公園だけど、意外と濃く楽しめた。
静岡って所は古代の昔から暮らしやすい場所だったんだね。