南房総市富浦町多田良にある岬の公園。
大房は「だいぶ」と読むんだっけ。何回も来てるのにすっかり忘れちゃってた。。
駐車場から歩くとまずは展望塔。
森の中に頭を出した螺旋階段の塔。
また登るのは自分だけかな?とか思ってたら、みんな登ってきた。
360度の展望。
今日は嘘みたいに風が無くて穏やかで展望が楽だった。
展望塔をおりて、公園内を歩く。
この大房岬は幕末から昭和まで砲台が置かれた場所。
昭和初期に「東京湾要塞」として陸軍が要塞化したものが残ってて見て歩ける公園になっている。
「弾薬庫跡」は灌水してて入れず。「砲台跡」は公園らしい感じ。20mmの巡洋艦の砲台が置かれてたそうだ。
「掩灯所跡」はバイク置き場になってた。。??「発電所跡」も半分埋まって中には入れなかった。
まぁ深く探索ってわけではないので楽しく歩き回れた。
そしてずっと坂を下って「不動滝」に行った。
「がっかりスポットだよ」って言ってたけど、期待もしてなかったからガッカリでもなく、それより層を成した岩壁や館山湾の海の眺めが良かった。
対岸遠くに館山市街が見え、岩礁の小島「雀島」の先に館山城が見えてた。
また坂を登ってキャンプ場を抜けて要塞跡を歩く。
ラストは一番要塞っぽい「探照灯跡」
ここは広く長く真っ暗なコンクリの地下通路を進める要塞施設跡。
一番奥は吹き抜けになってて、往時は探照灯を昇降させてたらしい。
最後に第二展望台で海を見た。
夕陽の方向は雲が覆って夕焼けも富士山も見えなかった。。
広い岬の公園を軽くゆっくり歩いて回って気持ちイイ午後だった。