近江八幡市安土町桑実寺にある安土城資料館。
何やら変な形の建物だけど、ここは復元された安土城天主の上層階部が中にすっぽりと入っている資料館。
入っているっていうか覆っただけって感じだよね。
やっぱりここが解りやすくてキャッチーなスポットらしく人も多く、この辺りに並ぶ博物館などの建物の中ではここだけが人が集まってるって印象だった。
入館料払って中に入ると、
どーーん!
わお。すげー。
なかなかの迫力とハデハデな彩りの寺みたいなのが出現。
一瞬、、アレ? 何を見に来たんだっけ? んーと、、金閣寺? とか思うほど城らしくないものが現れた。
まあつまりそういうもんが乗っかった特異な城だったわけだ。
ここは昨年、大評判の某ミラクル大河ドラマでも撮影を行われたそうで、近くで見てた人がそんな話をしてた。
ああ、それで混んでるのね。
っていうか去年来てたらもっと混んでたんだろうな、、
さて、周りには信長を語った和紙人形とか模型ジオラマとかもあって、原寸大のものよりジオラマの方が好きな僕は(そんなこと言っちゃミもフタもないけど)ゆっくり見て回れた。
でもこの築城風景の迫力ある細かいジオラマに比べて、右の長篠合戦の適当さはなんだろうね、、、
思わず吹き出しちゃった。
さて、ぐるっと回ると裏側には階段があって、登って最上階を覗けるようになってた。
おお。すごい。
こんな形で見れるなら中に入れなくても返って見易くていいや。
やっぱり煌びやか。
周りの装飾も鮮やかでキラキラ。城というより宮。
っていうかこんなにキンキラキンなんだったっけ?
これが山の上にあって琵琶湖を見下ろしてたとは想像つかないな。
安土城跡に登る前に見ておけば想像膨らむだろうと思ってきてみたけど、逆にイメージが繋がらなくなってきた。
でもこれは面白かった。こういう形での再現と展示はいいね。
正直言えば、実は来たかったのはここじゃなくて天主全体の1/20スケール模型のある所(帰って調べたら、駅前の「城郭資料館」だそうだ)だったんだけど、逆にこっちでよかった。
やっぱ実寸大の迫力と実存感は見て感じるものだわ。