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魚淵

柳津町柳津を流れる只見川の天然記念物ウグイの生息地。

ここは随分前から気になってた所。
ウグイというのは関東ではハヤと呼ぶ清流の魚。
子どもの頃、奥多摩とかに釣りに行ったときは、ヤマメは滅多に釣れずにハヤばかりが釣れたっていう記憶から、どこにでもいる当たり前の普通の(焼いて食べてもそんなにおいしくない)魚って印象なのが、天然記念物って珍しいなーと気になってた。
ここのウグイは群れになるのが珍しいんだそうだ。

ファイル 721-1.jpgさて、観月橋の手前の町営駐車場に車を止めて、まず下の川を覗き込んでみた。
ら、
おお!魚泳いでるじゃん。
あ、いや、あれはコイだ。
あんなでかいウグイがいるわけないじゃん。

ファイル 721-2.jpgそして脇から階段を下って「魚淵」へと続く赤い橋の道を歩いた。
下りてすぐの所に歌碑はあったけど、あんまり説明らしい説明はなかった。

川の水は残念ながら緑がかった黄土色に澱んで濁ってて、水中の様子はまるで見れない状態。。
もちろん魚影も見えなかった。。
さっきのコイの所は支流の銀山川が合流してたので少し濁りが薄まってた感じ。

ファイル 721-3.jpg

橋は結構先まで続いてて(道の駅くらいまで続いてそうだ)少し歩いてみたんだけど、魚が見えそうな濁りのないような箇所もなく柳津橋の下まで歩いて引き返した。
そういえば「魚淵」って具体的にどこなんだろう?
淵って言うくらいだからここら辺かなぁ、、と最初の所まで戻って水面を覗き込んだ。

ファイル 721-4.jpg

相変わらず何も見えないくらい濁ってるんだけど、眺めてるとたまにポチャンと水面たたく音が聞こえ、見てたら魚の影が見えた。
結構いそうだ。
ポチャン、ポチャン、と戯れてるけど、水面には停滞せずすぐ潜っちゃうのが残念。
そんな感じで写真に収めるには到らなかったけど、魚は結構いるのは判った。
また水が澄んでそうな雨の少ない時期にでも来てみよう。
(後で道の駅で聞いたら、いつもこんな感じで濁ってるんだそうだ。。せっかくの天然記念物、なんとかならんかね)

タグ:動:魚 景:川 観:然 観:橋 楽<残