日立市川尻町の断崖の海岸の丘の上に続く遊歩道の森林公園。
まずは小貝浜から小さな橋で川を渡ると、松林の丘の感じのいい遊歩道だった。
案内地図を見ると灯台とかもあるみたいなので、ちょこっとだけ歩いてみようかな。と歩いた。
まずは見返した小貝浜の浜の感じもイイ。
これは完全に付近の赤い岸壁が崩れた砂の自然な姿の砂浜だよね。
船の海草を捕獲する作業も見下ろせた。
朝の林の雰囲気も清々しく、気持ちよく丘っぽい起伏ある遊歩道を歩いた。
少し上り下り進むと灯台があった。只の筒型の飾りのない白い灯台。
ここで引き返すつもりだったけど、もう少しもう少しと結局たっぷり歩いちゃった。
その先も「波切不動尊」や「茨城百景の碑」などが等間隔くらいで現れて飽きずに上り下り歩ける丘の道だった。
断崖の海岸は岩の島（二見岩と二ツ島というらしい）もあって景色良さそうだけど、正直言ってココからが！っていう眺望ポイントがない。
といいうのも見るからに崩れやすそうな地質（地震も多いしね）で海岸ギリは立入禁止ばかり。
どこも誰か入って行ってる形跡があるけど、そんな無謀な勇気はビビリーな僕には無いｗｗ
でも少しは（無謀に）乗り出して覗いてみたら、なるほどこれは崩れそうだけどイイ景色。茨城百景もダテじゃない。
結局ずっと最後まで歩くと、川尻の町と浜と港が見えた。
これはいい眺め。
危険な断崖の海岸はよく見えずとも、これだけの眺望が覗ければ満足。
少し角度を変えると通ってきた６号と十王川河口が見えた。
あの６号からいつも見てて気になってた断崖の上にいるわけだ。
そして一番先には「蠶養（こかい）神社」があった。
「伝説金色姫物語」という案内を読むと、繭のような船に乗って流れ着いたインドの姫様の悲しい物語。ちょっとＳＦちっく。へー繭の姫の神社か。おもしろい。
神社は崩れかけてたけど、補修作業？が行われてた関係で社の中が覗けた。
思いのほか楽しめる遊歩道でタップリ散策。４０分くらい歩き回った。
なかなかいいトコだった。知らなかった。