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曽爾高原

奈良県西側の曽爾村にある高原。
秋には一面のススキが見事らしいので来てみた。
駐車場の奥の方からススキ野原に入ったら案内板が無く、どういう所か分からないまま歩いてた。

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まだちょっと早いくらいだけどそれでも一面ススキの高原。
埋もれたようなカルデラの池の跡を中心に包むような山からの流線と草野広がりがなかなかイイ。
真ん中辺りの広い所に案内板があるかと思ったけど、やっぱり無く、そのまま進んでたら山を登るような道になった。
まあいいか。
ススキをチラッと見るだけのつもりだったけど、これだけの景色だから目の前の一山くらい登るか、とそのまま歩いた。

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なんか小さい写真だとススキがまだまだ全然な感じだけど、実際にはもう少しススキ一杯な感じだった。
ススキの合間で小鳥が飛び交ってた。
素早くてちょっと写真にも捕まえられなかったけど、草原で遊ぶように何羽も飛び交ってた。

普通に軽めの山登り。
昨日登った久松山(鳥取城)に比べれば全然歩きやすいイイ道で、楽々のハイキング。
でも近くのキャンプ場での小学生の朝礼の音声が鳴り響いて若干耳障りだった。

「山頂まで○○m」みたいな道標はあったけど、頂上!という標示が無く山頂っぽいピークは二三箇所あって何処が亀山の頂上だか分からなかったけど、高さ的にまぁここだろうなと思えるピークに登頂。

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亀山(標高849m)
うんいい眺め。ちょっとTS。
正面の鎧岳、兜岳、屏風岩、国見山なども見渡せた。
下りで少し岩場のラフな部分もあって山登りな雰囲気も齧れた。

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背中の朝日も眩しく三重県側の山々を広く見下ろせていい気分。
大声で叫びたい程のストレスも無いけど、一応叫んでみた。
「京都府警のバカヤロー」
ちょっとスッキリした(三重に向って叫んでどうするw)

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南側の下りも眺めイイ。
朝日も照って爽やかな山道。
ずっと下るとまた小鳥が近くを飛び回ってた。
鳴き声で種類が分かるようになりたいな。

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山を下ってまた高原の草原の亀池の周りを歩いた。
亀池はすっかり埋もれて湿原地帯。(でも一応一部だけ水も残ってた。)湿原に咲く小さな花を見ながら歩いた。
ここでもやっぱり鳥がススキにまぎれて戯れてた。
草の色が赤くて、それはそれで差がついてていい感じ。
特に湿原の穂越しの亀山の背から差す朝日がいい感じ。

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そんなかんじでたっぷり見て歩いて一時間半。
朝の高原と山と湿原とを楽しんだ。
やっぱ歩くのは早朝がいいね。駐車場の料金分以上は楽しく歩き回れたと思う。贅沢言えばもう少し時季が後ならススキも真っ白になって凄そうだ。

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