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大堰自然の観察室

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行田市須加の武蔵大橋にある利根大堰。
その脇に設けられた魚道を観測できるガラス窓の地下室。

いやいや魚道って先々月に奥多摩で行って残念な感じだったし、春先の目玉のアユの遡上が五月いっぱいって事だそうでひと月遅れだし、、とあんまし期待せずにどんな感じかな?という興味だけで来てみた。

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やや涼しげな半地下に分厚いガラス窓が三つあった。
水量多いのかな?凄い勢いで流れてて空気粒が勢いよく巻き混ざってるだけで魚なんかゼンゼン見えなかった。

あらら。なんかいい感じなのに残念。
これって水少ない時だったらよく見えるのかな?
僕は元より、友達も釣りをやるから互いに魚が好きだったので、どんな魚でもいいから見たかった。

「でもずっと見てたら一匹くらい迷い混んで来た様なやつが見れないかな?」とか、
「ヤラセでもいいから糸ついててもいいから魚っぽいの来ないかな?」とか、
冗談いいながら友達と二人、他の客が飽きて帰っても根気よく見てた。

ら、

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期待に応えてカワイイやつが一匹、流れに流されつつ縦になっちゃいながら頑張って踏ん張って泳いでいるのが見えた!!

おお、かわいい。鮎の子供かな?
この子はよく出来た子で、窓の近くでしばらく行ったり来たりして長いこと泳いで見せてくれていた。
いいぞいいぞ。

でも魚が見れる事が判ると欲が出て、もう少し大きいのが見たいなぁと、更にしばらく見てた。
ら、もう少し大きいムギツク?見たいな線の入った魚が流れた。

かと思えば、

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結構大きいのもたまに見れた!
、、っていうか、ヘラブナをこんなトコで見るとは。意外や意外。
急流を遡るヘラブナって、、イメージ違うよね。
最近釣りでヘラブナを釣った友達も面白がってた。

その次がサケっぽい魚が来てこれまた驚き。
いやーこの季節でサケってある?サクラマスかな?黒だんだらのサケ模様で顔もサケっぽかった。
激しい流れのせいでゆっくりはっきり見えなくて惜しい。
けど、その分一生懸命食い入るように見てたりして楽しかった。

いつ現れるか判らないから目が離せない。
間隔もあくから見えた時には「いたいたいた!」とイイ大人が大はしゃぎ。

そんな事をくりかえして次は、

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また小さいのが今度は数匹の群れでやって来た。
見てたら来るわ来るわ。
いい演出。まるで夏の花火のように、次は次はと楽しめた。

そしてまた期待に応えてサケっぽいやつ登場。(多分サクラマス)

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ゼンゼン飽きなかったけど四時半閉館と書かれててもうとっくに四時半過ぎてた。
もっと見ていたい気分だけどこんなとこかな。いやー楽しかった。

タグ:景:川 観:堰 観:館 動:魚