松本城は城に興味もった時期の最初の方(12年前)にまず来た城。
現存天守で最初に登った城。
ここの城が立派で素晴らしかったからこそその後も城に興味持ち続けられたんだと思う。
で、その後いろいろな城も巡って廻って改めて来てみたらどんな感じかな?と興味あったけど、まだまだ早いかなぁ?とも思ってて、今回は散歩気分で周りを歩くだけにしょうと思った。
近年復元されたらしい太鼓門から入城。
立派にしっかり作られてて木材も凄い。けど、松本城の観光公園的には脇の裏口な場所なので目立ってないのが勿体無い。
門を抜けるとニノ丸御殿跡広場。区割りされてた。
内堀に歩いて本丸への黒門。
こちらは昭和の復元物で前来た時からあった。
門くらいは見れるかな?と思ったけど、門内に料金所があってここから有料だった。。(そうだったっけ、憶えてなかった)
んーどしよか、、とか躊躇しつつ結局¥600払って入城しちゃったw
本丸の広場は本丸御殿跡。往時の政庁姿を想像したけど、ここは早い時期に消失して再建しなかったそうでやっぱり昔から広場だったのかな?
芝生の周りにツツジが咲いてて、一部では「小笠原牡丹」なんてのも咲いていた。
てわけで、国宝松本城。
天守、小天守、渡櫓、附櫓、月見櫓の連結式天守閣。
やっぱりカッコイイなぁ。
じっくり外観を見てから登った。
いやーやっぱ現存天守はいいね。
彦根以来だから久しぶりだし、櫓は上田とかで入ったけど、やっぱ天守だよね。たっぷりじっくり雰囲気を楽しめる。
今回は展示を見ずに俯瞰的に各階その構造を感じながらスタスタと登った。
小天守から渡櫓を通って大天守。
階段は急なままだけど滑りにくく改良された上に監視員も付いてた。
最近は急な階段は人が付いてなきゃ登らせられないみたいね。
そして最上階。
窓際に座って風浴びながらのんびり展望。
天気悪かったけど、雨はやんだままで屋根に鳩も戯れてた。
下りは附櫓を通って月見櫓。
月見櫓は月見する櫓だけあって、解放すると本丸広場が広く見えていい感じだった。
外に出てからもまたゆっくり外観を楽しんだ。
ところで、この松本城、本丸や二ノ丸の城郭に幾つかあったはずの隅櫓は一つも残っておらず、天守閣は立派だけど城郭建造物としてはそれだけで(門櫓は二基復元されたけど)ちと寂しい。
完全に公園のような平城なので堀の内側だけの城って印象。
「天守閣=城」という一般観光客向けか城巡り入門編の城のように感じられた。
この城をはじめの内に来てて、又こうして来れて楽しめて嬉しく思った。
さて、松本城の入城券は公園内にある松本市立博物館との共通券になってる。
ので、そっちも行ってみた。
中は松本の地質や発掘出土品などの軽い展示が地下にあり、一階は松本の歴史や民族資料の展示になってた。
模型や展示方法に新しさを感じないやや昭和風な博物館。
無料でよさそうなくらいの内容に感じたけど、まあ悪くはなかった。