神栖市溝口にある池の公園。
神之池は124号のすぐ北の裏に道に沿うように長く伸びた帯型の四角い池で、そのすぐ北には鹿島港の工業地帯があり、地図で見ると港の水路も似たような太さの帯型なので、この池も湾口の堀込水路のひとつかなとか思ってた。
で、公園は入口があまり目立ってなかったけど林の中に意外と大きな駐車場があって、駐車場の裏がすぐ池だった。
ちょうど「ふれあい橋」という橋の架かる中央部で、池の説明もあった。読んだらなんとこの「神之池」は1400~1200年前に淡水になったという天然の池。そうだったのか。
今の七倍近いおむすび型の大きな池だったのが昭和44年に鹿島港の建設に伴って埋め立てられて、農業調整池として部分的に残されたそうだ。あーあ。
岸は真っすぐの水路姿、水も茶色く濁って透明度なく、周りこそ公園の林になっているけど工業地帯の煙突が幾つも見えてて、天然の池だった頃の名残はまるでなかった。
「ふれあい橋」を渡ってみた。
237.5mの浮桟橋だそうで、浮いてるわりにしっかりしてて揺れず、歩行路は木板になってて歩きやすかった。そして何か所か鈎字になってて変化もあって休憩もしやすかった。振り返ると西日が水面を照らしてて輝いてた。
橋の中央部は階段の台で接続されてて、ちょこっと上るのでちょこっと高くなって眺めいいような気になって見渡してみたりした。
渡った対岸も特に何もなく、地球を持ち上げる女性像のオブジェが「地球を支える女達」という題で立っていた。いい体形で好ましかった。じっくり眺めた。
ゆっくりと橋を戻って少し岸を歩くと、ちょこっと四角く池に出っ張ったトコがあって、ガチョウとカモがたむろっていた。
っていうか、ガチョウってあんまし見たことなかったから、最初はアヒルだと思っててよく見るとなんか変なのいるぞと楽しめた。
この日の日誌→