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田川市石炭歴史博物館

ファイル 3666-1.jpg田川市伊田の炭鉱跡地にある博物館。

そういえば九州は炭鉱や鉱山や煙突なども印象的で昭和の映画などでも触れることがあったけど、そういえば関連スポットなどは全然行ってないなと気づき、この博物館の案内を見かけた時は(どこへも寄るつもりもなかった割には)乗り気で行ってみようと思った。

着いたら入口の柱に「炭坑節発祥の地」とあってへーっと思った。
あれだよね「月がぁー出た出たぁー月がぁあー出たぁーあよいよい」ってやつだよね。盆踊りだよね。ここなのか。
ってわけで、過酷で危険な重労働の炭鉱のイメージが、盆踊りのイメージで少し明るく思えた。

さて、旧三井田川鉱業所伊田坑跡地にあるというこの歴史博物館は、公的なしっかりした建物で入館料400円。
払ってロビーの山笠を見つつ中に入った。

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パネル資料の中央に大きなジオラマで三井田川鉱業所伊田坑の1/150ジオラマがあった。Nゲージの縮尺だね、細かくてよくできてた。
資料展示は、じっくり読んでる人がチラホラいたけど僕は概要だけ見て流してサーっと進んだ。続く裏側の展示室は真ん中でいったん外に出る順路になってた。

で、外に出ると炭坑用車両が静態保存されてて見てまわれた。

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蒸気機関車もあって9600型の59684号、カッコイイ。

そしてそしてそんな車両の奥には炭鉱住宅長屋が再現されてて、玄関を開けると中も見れた。

最初に覗いたのは昭和期の家で、茶の間では親父が卓袱台で酒を飲んでた。そして台所には割烹着の奥さんが米を研いでたんだけど、この奥さんが妙に色っぽくて後ろから抱きしめたくなったw

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隣りの部屋は資料館になってて神輿があったり炭坑節の解説があった。娯楽も少なかったぶん祭りは凄かったんだろうな。節が後世に残るくらいだもんな。

そして奥には共同トイレがあり、折り返すと同じ外見のもう一棟の中は大正期の部屋と明治期の部屋になってた。ちゃんと畳敷きであまり変わらない感じだったけど、炊事場は屋外になってた。

そして館内に戻った。

後半は実物大の人形を配置した炭鉱内の作業風景ジオラマ。
なんか、女性の工婦も胸をさらけ出して働いてて驚いた。そろって作業に従事した夫婦もいたそうだ。ジェンダー平等だ。っていうか、昭和の昔は女性の胸もそんなに隠さなかったんだよね。TVでもじゃんじゃん出てたし電車で授乳なんて普通だったし。今は隠し過ぎだから、こんな人形見てもついつい悶々としてしまう。。困ったもんだ。(っていうか、男はちゃんと服着てるんだけど、、??)

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そして「炭坑体験VRシアター」というのも短いけどわかりやすく見れた。なかなかいい案内の館だった。

そして展示室から出てロビーの山笠を見つつ階段を登った。
二階の廊下には炭坑記録画の風呂場の風景がジオラマ模型になってた。男女混浴だったそうで、、なんか昭和ってもう全然違う世界だよな。

そして撮影禁止の第2展示室にはその炭坑記録画が並べられてて、見ごたえあった。

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ベランダが展望台。とは言ってもほとんどこの公園を見渡すくらいでそんなに眺めは良くなかった。
近くを列車が走る音がよく聞こえたけど、列車は頭をちょこっと出すだけで通り過ぎた。

下に降りて外に出た。
館の前にプレハブの土産店があったので覗いてTシャツ買っちゃった。店員さんは慣れて無くてあたふたしてた。

そして少し外の公園内を歩いてみた。
「炭坑節発祥の地」の碑や歌碑や案内をまた読んで、炭鉱夫の像を見上げた。夫婦の距離はこのくらいがいいのかも、、と勝手に微笑ましく思った。

山と町は公園の先からの方がよく見えた。二階の展望台いらねー。

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そして炭鉱住宅長屋からもよく見えてた「竪坑櫓」。これは深さ300m以上の最深部まで一気に下れるエレベーター。VRシアターでも見たけどおっかないよね。

最後に二本の大煙突。炭鉱内の動力源となる蒸気ボイラーの排煙の為のもので現存する明治期の煙突では国内最大級だそうだ。
真下まで行って見上げて見回した。

なんか色々と面白く見どころだらけのスポットだった。寄ってよかった。


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