京都市伏見区にある稲荷神社の総本山。
門も立派で赤く綺麗だった。
本堂は改修工事中で仮本堂にお詣り。
稲荷系の神社って濃いイメージで今まで拝んだ事無かったけど、綺麗な景色を見せて貰うんだからちゃんと拝んとかなきゃね。
本堂の奥に歩くと、ありましたありました。千本鳥居。
これを歩いてみたかったんだよね。
密度濃く続く赤い鳥居の参道。
この赤いトンネルって不思議な気分。
まだ朝早い森でそんなに明るくない筈だけど一面の赤い世界は明るく感じた。
いいねいいね。
千本鳥居の先には奥の院があって「おもかる石」というのがあった。
願い事を祈りながら頭の石を持ち上げて、思ったより軽い!と感じれば叶い、重い!と思えば困難だとか。さっそく持ち上げてみた。
。。。
だいたい思ってたくらいの重さだった。。コレって?
さて、この先は稲荷山を登る山道。
千本鳥居はまだまだ続いてて此処からが本番って感じだったけど「一回り二時間ほどかかります」と書かれてた。
信心あるわけでもなし、まさかそこまではいいよね。
でも坂の石段の並ぶ鳥居というのも見てみたくてちょっとだけ覗いてみた。
のに、
結局、ぐんぐん登って進んでた。。
やっぱ石段て登っちゃうよね。
ああなんか出羽山と同じ展開だ。
ちょっと一山くらいと登って、眺めのイイ四ッ辻という分岐点まで来た。
御茶屋みたいな店のある分岐点。
もちろんまだ店なんかやってなかった。
わりと汗かいたしここからなら別の道で降りられる、、もういいかな。と思ったんだけど、此処まで来たら後は続く連山の頂点を登り降りするだけだから、、せっかくだからと、更に進んだ。
けどまだまだ坂はキツかった。。
そんな感じで汗をかきかき三ノ峰、ニノ峰、一ノ峰と三山登り、剣石とかの社も全部回った。
一ノ峰は最頂点なので拝んで、剣石は技術職の神なので拝んで、薬力大神は薬の神、眼力社は目の神と、いろいろと拝んでたら賽銭の小銭がなくなっちゃった(^^;
ところでこの稲荷山はキツネではなくネコだらけだった。
参道というか山道を進む先々で沢山のネコを見かけてネコの山って印象が残った。
山を一回りして四ッ辻に戻って山を下る。
赤い鳥居は下りで裏から見ると、それぞれ寄進の社名などが書かれてた。
なんか日本全国に会社って沢山あるんだねぇ。日本て凄いねぇ。と日本社会の大きさを感じた。
赤く綺麗なトンネルは日本経済の礎の道って感じだね。
そんな感じで結局たっぷりしっかり二時間弱の山歩き。
ちょっと見てキレイってだけではない力のつくお詣りになった。
稲荷神社は元々この稲荷山の山岳信仰と麓の稲作信仰から始まってて、キツネは神様じゃなくていわゆるマスコットキャラクターなんだそうだ。
そうかそうか。
今までは狐憑きとか化かされそうな妖しい印象で無闇に拝まない方がいいかなぁとか思ってた稲荷神社だったけど印象変わった。