大野市糸魚町にある天然記念物「本願清水イトヨ生息地」の湧水池にあるイトヨの観察資料館。
今年、栃木のイトヨ生息地に行った後に調べて知った場所。
去年も来たばかりの越前大野にこんなのがあったなんて。深いなぁ。
イトヨの里は館内だけ有料なので、周りでは子供達が遊び走り回ってた。
公園のようなその池をチラリと覗くと、おお!いるいる。小さい魚が沢山泳いでる。これイトヨ?こんなにいるの?まさかね。多くはモロコやタナゴだろうな。。
とか、見入りそうになったけどまずは入館。
有料と言っても大人¥200。安い安い。
館内はGWなのに空いてて、この時間はしばらく自分一人だった。
でも丁寧に案内してくれて、まずは湧き水飲みコーナーで水を堪能。
おお。おいしい大野の水だ。
聞くと大野の水は地下で盆状に溜まって涌いてるから、市内の何処で涌いたものも同じ水なんだそうだ。
次に大きめのスクリーンでイトヨの解説ビデヲを見た。
これがなかなか分かりやすく楽しめた。
そして池の中が覗ける観察室!これだよこれ!
おお!すげー沢山いる。へーへー。
イトヨって珍しい魚なんじゃなかったっけ?
やっぱ上から覗いた魚はイトヨだったんだ。
この顎が赤く胴が青くて綺麗なのが雄♂
♂が巣を作って雌♀に卵産ませて巣を守るという生態の魚。
なるほど、ビデオで解説されてた通り、ちゃんと巣の卵に向かって前鰭で新鮮な水を送ってる。かわいい。
そして巣に近づく♀を追っ払ったり、卵で膨らんだ腹を見せて近づく♀にセックスアピール受けたりしてる。
おもしれー。
♂勤勉だなぁ。病的にこだわってるような性格だなぁ。
っていうか、卵の一番の外敵は同種の♀って、、どうよ。自分らの卵食うなよなww
ずーっと見入ってたけど、次のお客が来たトコで切り上げて建物を出た。
建物の先の池の部分が元々の本願清水の部分らしい。
水飲み場もあって「平成の名水100選」の印もあった。
漏斗はなかったけど柄杓で空きPETに水を汲ませてもらった。
この水がおいしいんですよ。
綺麗な水とかわいい魚と元気な子供達、いい町だなぁ越前大野。