練馬区にある都立の公園。
公園に入ると森の香りいっぱいですがすがしく、人も大勢歩いたりしてた。さすが都内の公園は朝から人が多いなぁ。
いやいや、この天気だし都会の傍らすぐにこれだけの自然を感じられる公園あれば、そりゃみんな歩きたくなるよね。
この石神井公園は杉並に住んでた子供の頃に何度か来た事があって懐かしかった。
杉並からだと井の頭、善福寺とここ石神井の三つの湧水池の公園があるけど、井の頭ほど賑やかでもなく善福寺ほど地味じゃない丁度いい印象の公園。
公園東側の石神井池を見ながら歩くと、池の先は石のカエルが上流の池からの水を中継してを吐き出してた。(今日もカエル像げっと!)
池と公園を分断した都道を渡って西側の公園深部に歩いた。
こっちの上流の池は別の名前になってた。そうだったっけ。知らなかった。。
まずは庭園タイプの「ひょうたん池」
蝶が飛び回ってた。
蝶って人なつこいよね。写真撮ろうと目で追うと、撮られたいような撮られたくないような距離をぐるぐると遊びまとわるように飛んでた。
しばらくそこで蝶と戯れてふらふらしてたけど、端から見たら怪しい奴だよね。。
(帰って羽の色から調べてみた。「アカボシゴマダラ」かな?要注意外来生物かい、、、)
さて興味の対象はこの先の三宝寺池の奥。
石神井城跡。
城だったんだねぇ。っていうか、実はナビ地図で城跡って出てたから来てみたようなもんだけどね。
関東を上杉が締める前の豊島氏の居城で太田道灌に滅ぼされたらしい。また道灌か、、関東の城は道灌の足跡だらけだ。
公園のただの一郭かと思いきや、深い森になってて本郭は柵で保存の為に立入禁止になってた。
城郭としての把握想像には至らなかったけど、森歩きが心地良かった。
城跡の前(二の丸?)にあった氷川神社はその豊島氏の信仰で城の守護神。
城は埋もれても神社は残るもんだよね。
狛犬が立派だった。
境内で開かれてた骨董市を眺めながらお参りした。
この付近には水神社、宇賀神社など小さな神社が集まってた。
厳島神社の裏には池に突き出た東屋があり、静かに池を眺められる。
もう23区の公園とは思えない景色。郊外に行く必要が無くなりそうな公園だなぁ。
三宝寺池に沿って歩いた。
池には大きな鯉も多く見えたけど小鮒も沢山、、いやいやブルーギルだ。。外来種だらけだな。
よく見るとブラックバスも見えた。増えてんだ。。
そう言えば中坊の釣キチ三平に夢中だった頃から石神井は隠れたバススポットで有名だったなぁ。
(自分らはAのB池に行ってたので此処に釣りに来た事は無かったけど)
そんな事思い出しながら歩いくと水源があって、滾々と沸き出す水は池の水とは違ってさすがにキレイ。
この辺りがこの公園で一番雰囲気良く思えるのは水のせい?
でも人は沢山いて落着かなかった。
三宝寺池を一周して抜けて、水辺観察園とかも見て歩いた。
また道路渡って、石神井池の対岸を歩く。
ちょうど八重桜が満開だったけど、それよりカエデの小さな花が可愛らしく池に映えた。
池は貸しボートで賑わってた。
中の島に渡って横断。石神井池の一番広い部分をチラッと見て終了。駐車場に戻った。
ちょこっと城跡だけってくらいの気分で来たけど、結構のんびり歩いちゃった。