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阿弥神社

ファイル 3175-1.jpg阿見町竹来の県道沿いにある神社。

ホントは公園を探してたんだけど、ナビ地図見てて目について来てみた。
けど、駐車場がなくて通過。。
戻ってきて脇の細道に入ってみたけど、そっちにも駐車場は無く裏にまわる道も無くまた引き返した。
で、仕方ないので向かい側の学校の方の広めの横道で路駐して歩いてきてみた。

まず入口手前に「阿弥緑地環境保全地域」とあり、その地図にもPはなかった。
そして町の天然記念物として「阿弥神社樹叢」との案内板があって、そこに創建は607年の推古天皇年代だとあった。
当初より社格の高かった神社で、千年数百年ずっと郷里で信仰さて続けてて境内の日本杉はどれも樹齢300年以上だとか。

石の鳥居をくぐって進むと、社殿までは一本の細長い参道が鬱蒼とした深い森にのびていて、背中の西日に照らされながら進んでみた。
細い参道はちゃんと整備されてて歩きやすく、森も鬱蒼としつつも青空も見えて不安も無く歩けた。

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そしてその奥の社殿は意外と大きくてドッシリしてて、まわりも清掃されてて凛としてて、なるほど大事にされてる場所という感じがした。この広さと大きさなら初詣とか大勢の参拝がありそうな感じだけど、そもそも駐車場がないから完全に地域住民だけの神社なのかな。
裏の本殿も飾りのないスッキリした社殿。平入の伊勢家ですね。(祭神は建御雷神だそうだ)
裏をまわってたら防犯ブザーが反応してて焦ったw

もうすこしなんか伝説とか由来とかの案内板とか期待してたけど何もなかった。(帰ってから調べたら「阿見」の地名は「海」がなまったものだそうで神社よりも古いようだ)

ファイル 3175-3.jpg

森の中だけに寒くてゆっくりできずすぐに引き返した。
西日の差しこむ参道の口へ進むのは気分よくイイ感じ。とくにコレというものがあったわけではないけどいい雰囲気で歩けて良かった。

そういえば保全地域の案内にあった草木(ヒサカキ、ヤブツバキ、シロダモ、ゴンズイ、ヤブミョウガ)とかは分からなかったけど、鳥居付近に波のように茂る密集したシダが西日を浴びた感じがなんかよかった。

タグ:観:宮 景:森 植:草

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