佐野市出流原町にある名水百選の湧水池。
ここは自分は十年くらい前に一度来て以来の二度目の来訪。妹は初めてだそうでぜんぜん知らなかったそうだ。佐野は何度も来てるけど、アウトレット以外はラーメン屋くらいしか来たことなかったそうだ。
公園としては「磯山公園」と言うらしい。
釣り堀から来てまっすぐ弁天池に歩いた。
池の周りは人が多く、売店の前は子供連れだらけだった。
池はやっぱり水がキレイで底まで透けてて魚も見えたけど、如何せん映り込みが激しくぜんぜん写真に撮れなかった。。日陰なのに。。
池の脇にあった鳥居は涌釜神社のもの。進んでみたけど子宝安産の神社だそうなので拝まなかった。
横に進むとここにも花手水があった。最近流行っているのかな?(コロナ禍で使えなくなった手水舎を利用する形で流行ってるようだ)
そして弁天堂「磯山弁財天」
登る気はさらさらなかったんだけど、妹が「登ろう登ろう」となぜか乗り気で。「前に一度上ってるし膝も痛いから下で待ってるよ」と言ったけど「そんなでもないでしょ、行こう行こう」とうるさいので登ることになってしまった。。
まず入口にハートや三角の竹の輪が組まれていて、ハート♡は心の輪、三角△は智慧の輪、□が身体の輪だそうで、それぞれ愛情、成功、健康を祈願してくぐるといいらしい。妹が燥いでくぐってた。
そして石段を登り始めて、赤い楼門をくぐると少し先の折り返しに弁天像と風穴洞とある岩の割れ目、次の折り返しに鐘があって撞いた。いい音だった。
その次の折り返しに蛇の口から流れる水汲み場があって、柄杓から手に汲んで舐めてみた。甘かった。「ここのが一番おいしい。あーペットボトルが無いのが悔しい」と妹。
そこを折り返すと弁天堂が見えてもう一息。あれ?こんなもんだったっけ?もっと登ったと記憶してたけど全然たいしたことなかった。10年以上経つと他の所の記憶が混ざるのかなぁ。。(実際当時の点景には「僕でも普通に登れるくらいの石段」と書いてた)
登り切る横からの見た目が「清水寺みたいでカッコイイ」と妹。
一気に上って展望した。
うんいいい眺め。秋のゆるい午後の黄色眩しい感じの展望も悪くはないね。
っていうか、昔はもう一段上の階に上れた気がしたんだけど、階段はなく昇り口らしきところは閉まってた。まぁいいか。(点景見返すと確かにもう一階上に上がってたようで、この記憶はあってた)
そして裏にまわると岩ゴツゴツのむき出しなのが見え、立地の険しさを思わせた。真中に深い岩の割れ目があった。これがさっきの下の風穴洞につながってるのかな?
ゆっくり二周くらい回って展望を楽しんで、最後は白蛇を見て石段を下った。
ああ、やっぱり石段は下りの方がキツイかも。膝のせいか体重のせいか歳のせいか。慌てずにゆっくり下りた。
赤い門のところで妹が停止、人が捌けてから門の写真を撮りたいと待ってたけど結局捌けなかった。
妹は門をくぐった下の自販機のおみくじも引いた。吉で喜んでたけど古文っぽい文章の内容はよく分からなかったみたい。
何だかんだと妹の方が楽しそうだったのが意外だった。
ちなみに前回の点景→