館山市街の南西に浮かぶ無人島の公園。
自衛隊基地が埋め立て地なのか、元々の地形なのか、盛り上がった砂で地続きになっていて歩いて渡れる。(関東大震災の影響で隆起したんだそうだ)
こういう歩いて渡れる島って結構あるよね。
他は観光地っぽかったり明るい公園だったりするけど、ここは自衛隊基地の裏っていう立地からか自然いっぱい鬱蒼とした雰囲気。
一人だったら入り込みたくない感じだった。
案内地図を見ると、「灯台-撤去しました」、、え、、灯台撤去しちゃったの?なんか珍しいトコだなぁ
島に入ると冒険気分の深い森。
真ん中の広場は野草と花の中にトイレがあった。
変な形だけど屋根にソーラー。新式な感じ。
森を抜けて海に出る。
うん、なかなかいい眺め。岩場も険しく面白い。
少し森を戻って脇道に折れると掘られた壕の穴に入れた。夕陽が穴の先に見えてキレイらしいけど、ちょっと早かった。
銃座のような小部屋もあった。艦砲射撃で跡形も無くなりそうな壕だよな。
少し森を歩くと案内地図に出てた大きなタブの樹もあった。
脇の神社の御神木のようだ。
小さな神社「宇賀明神社」はわりときれいになってた。
倉稲魂の神を祀ってるそうだ。
そしてまた海に出て海岸の岩場を伝って砂道に戻った。
ちょっとした探険気分が面白い島だった。
海岸も森も険し気だけど危険を感じる所は無かったし、荒れた感じは無く楽に歩き回れた。
さりげなくちゃんと整備されてるんだろうね。
惜しむらくは撤去前の灯台を見たかった。