戦国時代、徳川の関東入りで三傑の本多忠勝が来て上総一の城になった大多喜城。
、、なんだけど、ここはその城跡に一般的な天守の形で建てられたという昭和製の歴史博物館。
千葉の城(天守型の建物)ってこういうものが多い。
そもそも天守があったかどうかもハッキリしないらしい。立派に書かれた絵図があるけど、いずれにしても幕末には無く、形は不明。
という城。
まぁ展望台としてと割り切って見れば良いかな?と思って来てみた。
入館料¥200。
中はさすがと言うべきか、城の形を一切忘れさせてくれる昭和の博物館。
二階三階の展示は撮影禁止。雰囲気をお伝えしたいトコだけど割愛。
そして四階。
あれ?
展望台じゃ無いの?
ガラス閉め切りの格子窓から覗くだけの展望だった。。
っていうか、博物館に撤するなら格子もいらないだろう、、(関宿みたいに)と、誰しもが思ったんだろうね、一ヶ所だけ格子の外された窓があった。
(「ちっ、しょうがねーな」って声が聞こえそうだ)
入館する前からだけど、ニノ丸にある大多喜高校の部活の掛け声が響き渡ってた。展望のメインはその学校。どちらにしてもそんなイイ眺めじゃあ無いね。
久々にちょっとガッカリなトコだったけど、そこにあった城下町のジオラマ模型だけは立派で大きく細かくじっくり見て楽しめた。
最後、出口脇に自由にかぶれる撮影用の兜があった。
せっかくだからちょっとかぶってみて、はしゃいでみて、自分撮りしてみて、博物館を出た。
だいたい思った通りだったけど、なんか力抜けた。
城に来たならそんな建物じゃなくて少し城郭を歩き回ればイイんだけど、そういう興味も失くなって駐車場に下った。