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金四郎

ファイル 3037-1.jpg市原市潤井戸の県道沿いにある食堂。

この県道茂原街道は南房総からの帰り道の定番ルートのうぐいすロードに続く箇所で、混雑する事も多い区間なので迂回する道を探したいとこでもあるけど、毎回少し我慢してトロトロ通過してる。
その区間にある食堂がここで、まぁ普通の食堂だろうなとは思いつつどんな店かWebで調べてみたら、竹岡式ラーメンの店!だということで一度寄ってみようと思ってた。
のに、コロナ禍の影響か通る時間が悪いのか、ここんとこ毎回通るたびに見ると閉まってて空振り続きだった。まぁ本家の竹岡式も食べたし東金のバージョンも食べた後なのでしばらくしてから寄った方がイイよな。。 なんて思ってたけど、今日は開いてた。
なので、若干複雑な気も有りつつ喜んで寄った。

ファイル 3037-2.jpg店内は所謂食堂。昭和っぽいというほどのレトロ感でもない普通な店内だけど、上の方に額で飾ってあった「潤井戸ドライブイン 開店」という貼紙はかなり古そうで、昭和中期くらいからドライブインというていで長らく続いてた店なんだなぁと思わせた。(創業は昭和50年(1975)だそうで、その貼紙の印象程古くはなかった)

で、メニュー見つつ普通に「金ちゃんラーメン」をたのんだ。

ファイル 3037-3.jpg

おお、これはなるほど、しっかり醤油の味がガッツリきいたおいしい醤油ラーメン。玉葱ものって竹岡式テイスト。
竹岡の店に比べれば強引な感じはなく食べやすく体にも悪くなさそうなおいしい味。特別な店だけの極端な味の御当地名物ラーメンが、しっかり市井に下って馴染んだという印象で嬉しくなった。
竹岡式好きだから、こういう形で一般的な味になって根付いて気軽に食べれたらなぁーとも思ってたし、そうなってこその千葉の御当地ラーメンと言えると思えた。

醤油と脂の濃い旨みがいいんだよね。「としまや」のチャー弁にも通ずるよね。
昭和50年頃に竹岡のラーメンが有名になってる筈はなく、たまたま最初から味の方向性が近かっただけなのか、最近になってそれに寄せた味にしたのかどうかはわからないけど、この醤油感はいいね~。
また寄れたら寄ろうと思った。

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