記事一覧

野島崎

ファイル 3020-1.jpg南房総市白浜町白浜の房総半島南端にある岬。

参観灯台の野島埼灯台があるので何回か寄ったことあったけど、そういえば灯台に登ったのは十年以上前なのでこの点景は初になる。
今日は同じように十年以上振りのラーメンを食べてきたトコなので、じゃあこっちもと思って来てみた。

前の道は何度も通ってるので知ってるつもりだったけど、いざ寄ってみると岬の口の飲食店が並んだローターリーは駐車場じゃなくなってて広場になってスッキリしてた。手前に戻って道脇の駐車帯に停めて歩いた。

で、飲食のつもりはなく真っすぐ灯台に歩いて登ろう!と思ってたけど、「海の中が見える」と幟の立ってた遊覧船気になって、料金を見たら800円。ふと横の港を見るとすぐ出航しそうだったので気まぐれに乗船してみた。

野島崎は正直言ってとくに奇石があるようなダイナミックな地形でもなく、洋上から見てこそという景色でもなかった。
案内も灯台前のハートに見える岩というのが唯一のビューポイントらしく、あとは「海のない県から来た人は広い水平線を見て喜んでもらえる」と北関東民をいじってたけど、この時乗ってた客は七人中五人が千葉県民だったようだ。

ファイル 3020-2.jpg

まぁ個人的には景色はどうでもよく、船底に覗ける海中の様子こそ興味の対照で、ほぼずっと下を眺めてた。
港から出ると砂の模様から海藻までよく見え、魚が泳ぐのも見えたのでOK。昆布のような海藻は「カジメ」だそうだ。これがそうかー、刻んでトロトロになった食事でのしか知らなかったわ。
魚の種類までは分からなかったけど青いスズメダイも見れたし、遊びでシュノーケリングして泳いだ数十年前以来の千葉の海を覗けて嬉しかった。
岬くらいで折り返すと帰りにはなんとウミガメが観れた!海で泳ぐ野生のウミガメを見たのは初めてかも。(残念乍ら写真はピンボケ、、)運がイイらしく「午前中のお客さんのお姉さんは二回続けて乗ったのにウミガメには会えなかった」そうだ。
という軽い船のひとまわり。思った以上に楽しめて乗って良かった。

さてさて、そして本題の野島埼灯台。
まっすぐ進んで300円の参観寄付金を払って灯台を登った。
この「野島埼灯台」は幕末に各国と結んだ条約灯台のひとつで、明治2年の初点灯。大正の二代目の灯台が大震災で折れて倒壊して今のは三代目。
中はゆとりある螺旋階段で段も低く登りやすく、77段の階段とラストは鉄梯子をスイスイ登れた。

ファイル 3020-3.jpg

そして外に出て展望。
まずは西方向。洲崎への海岸線とさっき遊覧船で往復した海。船も見えた。
そして北方向。房総半島の山並。すぐ先が白浜城跡だとか。手前には駐車場の自分の車が見えた。
つぎに東方向。千倉への海岸線。こっちに浮かぶ船はアワビ漁の小船で海女さんが潜ってるのが見えた。
最後に南方向。房総最南端と太平洋。船で案内された「朝日と夕陽の見えるベンチ」が見下ろせた。
この灯台に登ったのは確かこれで三度目。でも十年以上ぶりなら新鮮で普通に楽しめるね。登る前に船に乗って案内きけてたのもよかった。ゆっくり風を浴びて眺めてから下りた。

そして灯台資料展示館「きらりん館」に入った。

ファイル 3020-4.jpg

簡単な展示ながら霧笛の音とか歴代の灯台の模型の灯りをつけたりとちょこっとギミックあったし、航路標識測定船 LL01「つしま」の模型も細かくて良かった。

あとは野島崎の岬をひとまわり軽く散歩。岬っていうか楽に散歩して廻れる大きさの小さな半島って感じ。樹上で鳴いてたヒヨドリを眺めつつ、東側にまわってニワトリのいる海洋美術館の林を抜けて海沿いに出た。ら、キレイな遊歩道には逆向きに矢印が書かれてて、どうやらこっちからは逆回りだったようだ。人もそんなには多くないしまぁいいでしょ。

ファイル 3020-5.jpg

南端には「最南端」の石碑や南アフリカの大きな石などがあり、「朝日と夕陽の見えるベンチ」は海側の岩の上で、降りる時少し怖いと聞いてたので興味あったけど、登った人がくつろいで動かなかったので通過した。

遊歩道はこの南端から西側に見るものが多くこっちがメインって感じだった。
まず「伝説の岩屋」という洞穴があり、源頼朝が雨宿りしたという伝説の岩屋だそうで、タコの海神を祀っていて、タコの前に配されたアワビの貝殻に賽銭が入ると開運が叶うとか。。
一円玉があったので試してみてら、三円目で入った。ナイス!と思ったけどそういえば何も願いを掛けてなかったわ。。

ファイル 3020-6.jpg

磯の波際も近かったので少し歩いて磯を眺めるとカニが沢山いた。

あとはいくつかあった緩めの裸像を見つつ、里見のことが書かれた石碑を読みつつ歩いた。
この野島崎は結城合戦で敗走した里見氏が三浦半島から渡った上陸の地だそうだ。えーじゃあさっきの岩屋も里見義実が雨宿りしたって事にしとけばよかったのに、、いろいろありすぎると信憑性うすいよなぁ。
最後にトビウオの像を見て車に戻った。

何度か寄ってるとこだし、、と期待うすく立ち寄ったトコだったけど、遊覧船なんか初めてだったし、細かいとこは忘れてたりしてて新鮮味あったりして、逆にすごく充実の休憩だった。
忘れてるっていうのもいいもんだね。前来た時(07年、08年)の写真を見てみたら「伝説の岩屋」とかしっかり見て写真撮ってたわw

タグ:観:灯 観:船 観:館 観:装 観:園 観:伝 観:像 楽:乗 楽:眺 楽:験 景:海 景:洞 景:磯 植:草 動:魚 動:鳥 動:虫