旭市(旧干潟町)清和乙の熊野神社にある杉の古木。
県道の案内を見かけて寄ってみたんだけど、もうその横道の先の神社前にドーンと大きな杉の木!一目でわかり、その前で車を停めて道を下がって写真撮った。
その写真撮ったトコの後ろにも小さな神社があって(薬祖神社というらしい)狛犬の彫刻がカッコよかったから写真撮っといた。(それと道の立派な鳥居も写真撮っとけばよかった。。)
さて車に戻って杉の木に寄ると、これはこれはぶっとい幹。案内によると目通り6m、樹高30mで推定樹齢800年。この熊野神社にはかつて老杉が鬱蒼と繁茂していたのが大正期の台風で倒伏し昭和中期の大火で焼失したのちに残ったのがこの杉だそうだ。
見上げた上の枝も太くてムチムチ。立派で逞しくて見てて気分良かった。
並ぶ案内に寄るとこの杉は市指定天然記念物だけど神社の神楽は県指定無形民俗文化財だそうで、境内を見るとなるほど大き目の神楽殿があった。けど、近寄ってみると障子など剝がされてちょっと荒れた感じ。神楽は毎年3月21日に演じられるそうだから片付けた後はこんな感じなのかな。
そして神社もお参り。こちらは大同元年(806)からの古刹で、この地にあった荘園「松沢荘」の総鎮守だったそうだ。
なるほど拝殿も大きく、その額には「正一位三所熊野大権現」とあった。
本殿も大きく立派に見えた。
そしてその社殿の横から「農村公園→展望所→遊歩道→」なんていう案内もあって気になったけど、もともと大杉の写真撮るだけのつもりの路駐で鍵も窓も閉めてなかったので、先には進まず車に戻った。振り返ってみる大杉も立派だった。