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そばぐるめ きたこま

ファイル 3007-1.jpg市原市犬成の県道沿いにある蕎麦店。

パッと見普通の蕎麦屋だけど「猪ウインナー」「猪メンチカツ」の幟が目について気になった店。でもそれらの食材が蕎麦には結びつかず、お土産で売ってる程度かなと思いながら通過した。
けど、その先で目星つけてた店など何店か閉まってて空振りで、、ならばと戻って来て寄ってみた。今日は行ったり来たりばかりの日だなぁ。

駐車場に車を停めて店先のメニューを見ると、ちゃんと蕎麦とのセットメニューで猪肉のメニューがあったのでラッキーと喜んで入店。

客席は六人掛け×1、四人掛け×3、二人掛け×1のテーブル席のみで、混んでたらお一人様は入りづらい感じだったけど、半端な時間だけに客は自分一人なので悠々と四人掛け席についた。

ファイル 3007-2.jpgフト気付くと、その客席の奥の窓の外に別室の蕎麦打ちの工房が見え、今まさに蕎麦を打ってるトコだった。おお、ちゃんと手打ちじゃん!と期待高まった。

さて気になってた「猪ウインナー」「猪メンチカツ」は単品で蕎麦とのセットメニューではなかったけど、「いのしし玉とじ丼セット」や「いのししせいろ」「いのししそば」などがあり、やっぱり手打ちの蕎麦なら「いのししせいろ」が一番味わえるかなぁと思いそれにした。(いのしし以外にも「旬の味」で若タケノコとかアサリとかのセットも充実してて気になった)

ってわけで「いのししせいろ」
蕎麦は意外すぎるくらいの細麺で素麺よりも細く、でも盛りも少なくはなくて嬉しくなった。手打ちだから田舎そばみたいな太さまちまちの太めの蕎麦だと想像していたので驚いた。

ファイル 3007-3.jpg

しっかり焼いた猪肉と焦がした葱が入った汁につけて啜る。
うん、うまい!
細麺の蕎麦は汁の風味をしっかり絡めて味わえつつ、そば自体もちゃんとおいしくそして気持ちよく啜れた。久しぶりにちゃんとそばの方にわさびを絡めたりして爽やかさを味わった。
そして焦がし風味の汁がまたいい風味で葱が旨く、猪肉は歯応えありつつも嚙んで味が出る感じでゆっくり咀嚼も楽しめた。つまり全部おいしかった。これはいいわ。
最後に蕎麦湯も濃い目の白濁で爽やかに飲めた。

つけたせば先に出されてた蕎麦茶もおいしく、ポットで出てたので食後も何分でもゆっくりできそうだったけど、さすがにお腹たぷんたぷんになりそうなので一杯おかわりしたトコで席を立った。

いやー期待せずに入った店で大満足の食事。
目ぼしつけてた店が休みで良かった。手前で無理してアリランラーメンとかチャレンジしなくてよかったw
また半端な時間にこっちに来た時には寄ってみよう。

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