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千葉市立郷土博物館

ファイル 2969-1.jpg千葉市中央区亥鼻の亥鼻公園にある天守型の博物館。

ここは千葉氏が平安時代から居城としていた「亥鼻城」があった場所で、室町時代には一族の分裂で滅ぼされて廃城。
なので戦国から江戸時代には城では無かった場所なのでこんな立派な天守があるわけはなく、堂々としたナンチャッテの模擬天守。そういうのが欲しいのはわかるけどねー。
そういえば以前はハッキリ「千葉城」と表記してた気がするけど、今は入口にも付近にも千葉城とは示して無く「千葉市立郷土博物館」と書かれてた。さすがに恥ずかしくなったのだろう。そうあるべきだと思う。

千葉城は以前(昔)此処から歩けるくらいの距離に伯父夫妻が住んでて、子供の頃の夏休み(小三かな)に泊まりで遊びに来てた時に連れて来てもらった記憶があって、それ以来の四十数年ぶりの来訪。
っていうか、よく考えたら記憶にある中では一番最初に来た城かも。(社会科見学で行った皇居東御苑(江戸城本丸跡)よりも前だ)立派な城だと信じてたんだけどなぁ、、、

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さて「千葉市立郷土博物館」、入館無料とあった。へーそうなんだ。いいじゃん。
気兼ねなく展望休憩だけのつもりで来れるね。
まぁ一応中も順路どうりに見てまわろうかな、、と思ったけど、入口から階段を下った一階の奥にエレベ―ターがあったので、順路すっ飛ばして一気に最上階に上がった。

ってわけで最上階展望室。南側に出て東、北、西とまわる。
眺めいいけど千葉市街に馴染みはなく、何がみえるわけでもなく、幕張メッセやマリンスタジアムとかは少し遠いしビルの裏だし、千葉港の海もちょこっと見えるだけだった。

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まぁこんなもんかとゆっくり二周くらい廻って、室内の昔の千葉市の写真パネルとかも見た。
千葉港の埋め立て年次の図とか、昔の国道14号の写真とか面白かった。14号はモロ海だったのね。

そして階段で下に降りた。
順路逆になってしまったけど、上の階から館内の展示も見てまわった。

まず四階が近代の暮らし。
明治から昭和の千葉の展示。昭和中期の家庭や初期の家庭などが再現されていた。
あとは千葉空襲のVTRとか「大賀ハス」の発見もコーナーになってた。

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三階は千葉氏の歴史。
これが意外と面白かった。っていうか千葉氏って一族で争ってたりしてイマイチよくわかってなくて勉強になった。
元々は平氏で平将門の叔父の系譜だそうで七代下った常重から千葉氏を名乗り、子の常胤が源頼朝の挙兵を助け貢献して鎌倉時代に最大の勢力を得たそうだ。
常に里見と争いつつ、一族諸派が増えて内紛もあり、北条に付いて豊臣秀吉の天下統一で没落って感じかな。

この千葉氏が長い事治めてた地だから千葉県になったというわけではないけれど、県名そのままの名の一族が歴史を持つ地域というのは千葉だけだろうと思うと面白いね。

二階は「日本の武器武具」という企画っぽい展示で、入口近いだけあって人が多かったからサーっと素通り。

一応また下りた一階はこの亥鼻公園や亥鼻城や市内の発掘物の資料展示。
城としての亥鼻城とか興味あったけど軽い展示、公園の昔の眺めとかは面白かったけど、天守閣ぽいのを造った経緯とかモデルにした城とかそういう知りたいトコの資料はなかった。

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そして外に出た。
入口正面には騎乗から矢を射る千葉常胤の像があった。
勇ましくカッコよかったけど、なんかこの天守閣が気に入らず矢を射ってるみたいに見えてしまった。。

懐かしい場所でもありつつ、城的に微妙なトコでもあって長いこと来ようとも思わなかった場所だけど、最近は模擬天守に寛容になってきたので「たまには」と思えて来れてよかった。
まぁまぁ思った以上に楽しめて思った以上にゆっくりできた。

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