香美市土佐山田町逆川の観光地「龍河洞」にあるスポット。
まず駐車場前のオペラハウスみたいなトイレに駆け込んだ。マジでこぼれる五秒前だった。。あぶねあぶね。
おちついたとこで龍河洞への土産屋の通りを歩いた。昭和っぽい雰囲気の観光地らしい店が並んでて全店開いてるけど歩いてる人は他におらず寂しい限り。まぁ月曜だからね。店の人が店先に出てたら呼び込みの集中攻撃されそうな感じだったけど、そういう事もなく静かに通り抜けられた。
そして龍河洞の入り口までの階段をちょこっとのぼった脇にあったのがこの「龍河洞珍鳥センター」
鍾乳洞にいかずにこちらの無料スポットだけが目的の寄り道。
今年はドライブ以外でも何度も来てた高知県だけど、いまだに土佐名物の「尾長鶏」を見たことがなくて、(「日本の天然記念物」という雑誌で見て少し興味もってた)無料で見れるトコないかと調べて知って気になってた場所。やっとこれたー。
で、中に入ってみた。
けど、、
がらーんとして何もなく「龍河洞歩み写真展」という写真がパラパラと飾られてるだけのフロアだった。。
え?
鶏は?
なくなっちゃった?移転しちゃった?
うわー空振りかー
と、思ったけど、奥の方に階段があって、二階に上がるとちゃんと鶏のスポットだった。
ちょっと雑な雰囲気だったけどホッとした。
で、まず「尾長鶏」はどこだ?と見まわすと、手前のガラスケースに賞状やトロフィーと共に剥製が、、え?剥製なの?
とか思ったけど、その横の三つの青い箱にちゃんと国天然記念物「尾長鶏」が入っていた。
この箱は「止箱」といって尾を伸ばし始めるときに入れる専用の鳥箱だそうだ。なんか狭くて可哀想だけど、入るのはエリートなのかな。凛々しい顔しておとなしくしていた。手前の白い鶏は箱の下まで伸びていた。
そして
その奥は壁側にコの字にゲージが並んでいた。
それぞれ順に見て行くと尾のそれほど伸びてない尾長鶏からはじまって、東天紅、蓑曳矮鶏、鶉矮鶏、土佐九斤、宮地鶏、薩摩鶏、ごめんケンカ軍鶏、大軍鶏、小軍鶏、土佐地鶏、桂矮鶏、銀鈴波矮鶏、猩々矮鶏そして土佐ジローと、天然記念物や食用などの様々なニワトリが見れた。
黒いの白いの小さいの丸いのといろいろいたけど、なんかニワトリってどの鳥も堂々としてて凛々しくて顔もきりっとしてカッコイイね。観賞用としてなるほどなぁと思った。
そしてみんなおとなしく、鳴き声たてる子はいなかった。(けど、「東天紅」というのは長鳴きの鶏の種だそうだ。20秒も鳴くそうで声も聞いてみたいもんだ)
ゆっくり見てまわって満足。
そういえば「珍鳥センター」って名だけど全部ニワトリなんだね。
そしてまた土産屋の通りを歩いて戻った。
鍾乳洞からの客がチラホラいたので店の人も出てて、声かけられそうだから顔を合わせないように下向いて歩いた。。
足元にはここのキャラクター「龍河洞リューくん」のマンホールがあった。
これもアンパンマンのやなせたかしの絵だそうだ。高知出身だけにあちこちでやなせたかしのキャラを見るけど、これが一番かわいくないかなw