木曽町読書の木曽川沿いにある公園。
20号の対岸側にあって、今回初めて気づいて寄った所。
手前の国道から川までを渡る歩道の木の橋が雰囲気よくて気になってて寄ってみたかったんだけど、駐車場がなくて今までずっと通過してた。
っていうか今まで対岸の公園に気付かなかったというのも不思議な気もする。まぁここらはいつもならいち早く岐阜に抜けちゃいたい区間だからねぇ。
さて広い駐車場に車を停めて川に沿って歩いた。
この時期でもまだ赤トンボがチラホラ飛んでて赤い葉に混ざっていた。
そして橋もよく見えた。
橋の手前の園内案内図を見るとどうやらここは丘の上にツツジの群生地があってそれがメインの公園のようだ。(咲く頃にはイベントもあるらしい)
勿論もう時季じゃないので丘には進まずに橋に進んだ。
歩道の木の橋は観光用に造られた公園の為のものかと思ってたらアニハカランヤ、国指定重要文化財の木橋吊橋「桃介橋」というちゃんとしたものだった。
下流にある讀賣発電所への資材運搬路として大正11年(1922)に完成。橋長247m、幅員2.7mで主塔が三基の大きな橋。
発電所の建設当時には橋の中央にトロッコ用の軌道が敷設されていたそうだ。ああ、省線の南木曽駅から資材を運んだわけだ。
そんな橋なので揺れもなくドッシリして悠々渡れた。
そして橋の上からは大きく白く丸い岩がごろごろ転がった間に流れる青い木曽川が眺められた。そうそう元々この川の景色が読み見れるトコがないかなーってトコから興味もった橋なので、この眺めがメイン。橋の中央でのんびり眺めた。
川には鳥も飛んでて岩に停まったりしてた。ズームで写してみたらハクセキレイだった。身近なトコから景色いいトコまでよく見かける馴染みの小鳥。
川にも流れの中に魚影が見えた。けどこれもズームで写したけど静止画じゃどれがそれか川の流れの陰なのかわからなくてダメだった。
川はこの橋の半分の部分だけで中央の橋脚搭からは川原に入る。この中央の橋脚搭には階段があって川原に下れるようになっていた。んんんーなんかそそるけど、これを下ったら登るのがキツそうだからヤメといた。
川原はゲートボール場でプレイして回ってるのが見えた。
脇の池をも跨ぐと、その先が国道20号。通ってきた道。
渡り切るとそこからはほぼ高低差なく南木曽駅へ歩けるようだった。前の通りに出てみたけどとくに何もないので引き返した。
そして西日まぶしい橋を折り返した。帰りもやっぱり中間で木曽川を眺めた。
ちょっと散歩するには丁度よく、日差しも暖かく気分良かった。
何度も見かけてて気にはなってても寄ったことなかったトコ、天気よく気分的にも余裕あるこんな時にのんびり寄れてよかった。