胎内市地本の田圃の中にある湧水湿原地。
ここにはナビ地図と現地の道の案内板には「ミズバショウ群生地」と出てる場所で「自然ふれあい公園」などという案内板があるものの、公園らしい形はどこにもなく、どこをどう歩いていいのかわからないかった。
水芭蕉は春先に咲く花で、もちろん七月の下旬に水芭蕉が咲き残ってるわけは無く花の期待は無く知ったうえで来てみた。
勿論咲いてなかったしホントにここに咲くの?ってくらいの草原(菰原?)が鬱蒼としてた。
目的は別にあって、たしかここらが「イバラトミヨ」が生息する場所だということを昨年の「胎内検定」の設問VTRで知ったのを思い出して来てみた次第。
うろ覚えだったけど、来てみたらばっちりその「イバラトミヨ」の案内板が立ってて感激した!
案内によると「イバラトミヨ」はここでは「イシャジャ」と呼ばれ、県では絶滅危惧一種になってるけど湧水やどっこん水が豊富な胎内は県内最大の生息地で、その保護と生息域拡大等を目的に造られた公園だそうだ。
っていうか、、その公園の形がどこにもないんですけど、、
あるのはどっこん水の涌き口。
これは石の甕のようなもので水汲むのには都合よくない形。なので手をつけて顔を洗ってみた。いやーひゃっこい。気持ちよかった。
去年の「胎内検定」の水を当てる問題で飲み比べてコレダ!と確信あったのに外してしまって悔しかった。。(れなぽんも同じ解答だったw)
で、今回はそのはずした方の「胎内高原の水」を買って飲んでたトコなので、浮気がばれたような気まずさがあったww
さて、さてさてさて
「イバラトミヨ」、、一目でも見れないものかと雑草生えた畦道を歩いてみた。
脇に見るマコモの菰原の根元の水は田圃以上の浅さで、「イバラトミヨ」ところかオタマジャクシも見れなかった。
少し先に水路っぽいトコもあって、軋んで抜けそうな不安な木の板の橋に乗って覗いてみた。
けどやっぱ魚はおらず、アメンボしかいなかった。。
収穫は途中で見かけたタテハ蝶(ヒメアカタテハ)だけ。かなり慣れつかれた。
えーこっちじゃないのかなぁ、、と、一旦車で隣の区画の林の周りを廻ってみた。
こっちは更に鬱蒼として密林の如き草叢。そういえば案内板にある写真は木の根元の湧水池みたいな感じなので、こっちこそが公園なのでは?って気がしたけど、入り口も見つからなかった。
その奥の裏の方には車寄せて停められそうなスペースにまた案内板があった。「地本のミズバショウ群落」とあり、県指定天然記念物の標柱もあった。間違いなくこちらがその場所。でもやっぱり鬱蒼とした草叢に入り口は見あたらなかった。
えーミズバショウが咲く春先にはこんなに草も生えてなくてすっきりと見れる状態なのかなぁ、、、まるで想像つかない。。
諦めて出発しつつ、徐行で脇の細道を進んでみた。 ら、なんか草叢の中への横道発見!おお!
でもその前で車を停めちゃ道を塞いじゃうので一周してさっきの手前の案内板のトコに停めて歩いた。
けどこれ、ちょっと入りこみたくないような道。けど今日はサンダルじゃないので思い切って進入。
入ってすぐに「イバラトミヨの生息地」の案内板。池はどこよ。水面すら見えないけど。
「ハンノ木の森」とか「美しい自然」とか看板も草叢に飲み込まれてて豊か過ぎる自然が恨めしかった。。
収穫は途中で現れたアマガエル。まぁせめてものなぐさめ。
とにかく暑くて真夏。
残念ながら目的の魚が覗けないどころか池さえ見えなくて完全に空振りだったけど、なんか田舎の怪しげな区域をウロウロ歩いたりするのがゆるい冒険のような探検のような、子供の頃の夏休みのような気分にもなれて少し楽しかった。