印西市大森の356号沿いにある鰻屋。
おととしの暮れに来て二度目の来店。
近年は暮れの一年間ご苦労さんの自分へのご褒美として鰻を食べるというのを恒例としてて、去年の暮れにもこの店に来ようと思ってたんだけど、結局来なかったねぇ。
実際はご褒美どころか、このコロナの自粛期間中ほーんとになにもしてなくてダラダラ過ごしててどんだけ自分はクズで怠惰なダメ人間なのかと思い知って凹んでたトコなので、逆にそんな自分が贅沢に鰻を食してしまうというのがタブーを犯すような禁断の魅惑みたいな感じで妙に惹かれた、、
などという事を考えていたわけではなく何気なく来てみた。
で、まぁ鰻屋ならば食べるのは鰻重、、が定番だけど、今日は前回気になった別メニュー「うなぎ天ぷら定食」にしてみた。
うなぎの天ぷらって見たことないよねぇ。気になるよね。
そういえば店内の献立は表記新しくなったみたいで、前は「天然うなぎ」というのが書かれてたけど、今は書かれてなかった。。
で、厨房からは小麦粉溶かす音から聞こえてたから、これは時間かかりそうだぞとのんびり待って、「うなぎ天ぷら定食」登場。
長い二本のウナギの天ぷら。なんかワイルド。一匹分だね。
食べてみたら、、
ふわっふわで蕩けて驚いた!
穴子天くらいを想像してたけど全然違って、前に西伊豆で食べた深海魚の天ぷらみたいな不思議な感じ。(まぁ深海魚みたいなもんではあるけど)
で、味はさっぱり。きっとスゴイ脂なんだろうけど味は薄くて、よくわからないんだけどそういえばウナギの風味。なんか不思議な天ぷら。
肝吸いはしっかり味あってクニュった肝がおいしかった。
これだけの天ぷらはちょっと胸やけしそうだな、、とか思ったけど、ぜんぜん焼けずにおいしくペロリ。さっぱりしてておいしかった。
でもウナギ=かば焼きという思い込みのせいか長い魚一匹食べたぞーという実感はあったけど、ウナギを食べたという感じはまるでしなかった。。(なのでボーナス出たらまた鰻でもいいかなw)
ちなみに会計時に店のおばちゃんに「どうでした」と話しかけられたのでいろいろ聞いてみた。
このうなぎ天ぷらは昔からあるメニューで、やっぱり蒲焼も天ぷらも全メニュー天然のうなぎだそうだ。「目の前の利根川で獲れたものですか?」と聞くと「神栖のほうで獲れたもの」だそうだ。おお。
ちなみに前回の点景→