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浅間山公園

府中市にある浅間山の公園。
多磨墓地のすぐ裏にあり、子供の頃は親に連れられて栗拾いなどをしに来た記憶がうっすらあるけど、そういえばそれ以来とんと来てない。
うちの墓からもすぐ目と鼻の先なので、たまには行こうと思いつつ、、なかなか行けないもので、今日やっと来てみた。
三十五年ぶりくらいかな?

ファイル 277-1.jpg墓地からの入口から登った。
軽い坂を登ってまばらな雑木林を抜ける。
丘を上ってちょっと進むと掘削したような道路を跨ぐ橋「きすげ橋」に出た。
ここまでが多磨墓地で橋を渡ると浅間山公園に入る。

橋の先も軽い坂を登る。
「山道」というより「坂」って感じの気楽な登山。

ファイル 277-2.jpg程なく頂上。
頂上は割と広く、ちいさな神社があった。
たったコレだけの登りだけど山登ったーって気になれて、鳥たち(写真はシジュウカラ)のさえずりも高らかに心地よく気分イイ。

説明書きに寄ると浅間山は海抜80m。
前山、中山、堂山の三つの峰があり、ここが頂点の堂山で浅間神社があるから総称で浅間山というらしい。
小さいながら連山だったのか。立派じゃん。
そして南朝時代には足利と新田の戦場にもなった旧跡でもあるらしい。

展望はそんなにいい訳ではないけど、楢の木越に国分寺方面の街並が見えた。ぱのらま2500×550→

頂上で神社詣って下るつもりだったけど、公園一杯に広がる連山ってことなので、もう少し歩いてみようと思い、公園の奥に下る。
すぐ下のトイレまで下る坂に「女坂」と名前がついてた。(パノラマの左側の道)
緩やかな坂だから「女坂」ってことだけど、どの坂も緩やかだよね。。(男坂もあったのかな?)
この坂のあたりは春に成るとココでしか自生してない「ムサシノキスゲ」の黄色い花が咲くそうだ。また春に来てみよう。

ファイル 277-3.jpgすぐ先でまた軽く登ると標高74mの中山。
なんかサッパリした自然公園の様な草むらのない山。あ、いやいや公園だったっけ(^ ^;Δ
犬を連れた奥さん方がのんびりしてた。
振り返れば堂山がこんもり見えた。

その先の尾根が公園の西側の縁になり、少し先が「関東の富士見百景」の展望地になってた。
今日は富士山見えなかったけどね。。
富士山まで81kmだってさ。

そのまま尾根を進んだ先が標高72.8mの前山。南朝時代の武人の人見四郎の墓跡と言う石碑があった。

ファイル 277-4.jpgここで山を下って谷間に歩くと、やっと公園の地図があった。
いい感じで大きくまわれたようだ。
あと歩いてない所見てない所は北側だけかな。

谷のまん中から東屋を抜けて公園の北側を回って戻る事にした。
ちょこっと梅の花も咲いてた。
昔戦場だったとは想像つかないのんびりした谷だった。

その北側には「おみたらし神社」と言うのがあった。
此処は山腹に湧き出た小さな水源に小さな祠が置かれて弥都波能売神を祀った水神社だそうだ。

そのまま北側を歩いて戻る。
こっち側はあまり人が来ないからか、小鳥も多くさえずり飛び回ってた。
シジュウカラだけでなくオレンジっぽい鳥(ジョウビタキ?)とかも近くで見れた。なんか最近すっかり小鳥好きおじさんになりつつある。。

ファイル 277-5.jpg

多磨霊園を見下ろしながら「きすげ橋」を渡って戻る。

多磨墓地側は山じゃなくて堂山への尾根みたいだけど、こっちはこっちでちょこっと頂になってる。
さっきの前山に対して後山とか呼んであげればいいのになぁ。
っていうか草が生い茂っててこっちの方が山っぽくていいな。

ちょっと南に進んでみたら鳥の水飲み場があって鳥達が集まってた。知らずに近寄っておじゃましてごめん。

ファイル 277-6.jpg

子供の頃ぶりに歩いてみたけど、全然覚えがなかった。整備のされ方も当時とは違ってるだろうしね。
栗拾いしたのは墓地側かな?栗の木あるのかな?

いやー時間忘れてたっぷり歩いちゃった。
また気軽に歩きに来よう!

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