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青ノ山山頂展望台

ファイル 2764-1.jpg宇多津町青ノ山山頂にある展望広場。

眺めよさそうな山頂に展望台のある山で、展望台近くまで車道が続いてそうな所を検索して来てみた。
ら、思ったよりもちゃんとした駐車場になってて、しかも眺めが良かったのでゆっくり眺めてから歩いた。
駐車場から頂上へは急な石段の道があったけど、一般車両進入禁止の緩めの坂の舗装路もあったのでそっちで廻って登った。

で、上った先の頂上近くは広場になってて、まず囲いに石があって、近寄って解説を見ると「青ノ山山頂古墳群」の一号墳だそうで、古墳時代後期の方形墳。一辺9m高さ2.5mの石垣状の積石墳丘だそうだ。
本来はもっと細かい石でしっかり石垣コーティングされてたのかな?
一般では近寄れない位の方のお墓でも1500年もたてば誰でも歩ける展望広場になってるもんだ。いい時代に生まれてよかった。

この石の所が頂上ではないようで、その先も広場は続いてた。

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その先は石が畳状に並べられてて、上ると中心あたりに頂上という標柱が立ってた。(手書きだったけど)
青ノ山224m なので二月二十四日が青ノ山の日だそうだ。
っていうかこの石は何なんだ?古墳に使われてた石、、ではないだろうしw
広場を造成する時に出てきた石を集めたもの?ここに展望台をくみ上げて作るつもりだったとか?まあいいか

そしてその頂上からは少し下り坂になってまだ広場は続く。
足元を低く飛ぶ蝶を追ってみたりしつつ進んだ。(小さいから蜆蝶かと思ったら立羽蝶だった。ヒメアカタテハ?)
東西の両脇は桜の木だけどまだ一輪も咲いてなかった。全部咲いたら綺麗だろうなぁとか想像しつつ、子供の遊具もあって賑やかなんだろうなぁとか想像しつつ、今は鳴きまくってはしゃぐ声の聞こえる小鳥の姿を探しながら歩いた。(アカハラかと思って写真撮ったらヤマガラだった)

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展望台は頂上から少し下がった北の崖の端に突き出す形で建っていて、これは絶好のビューポイント!
そうだよね普通は山って頂上はそんなに見渡せないもんだよね。この山もさっきの頂上の石を敷いたとこに高目の展望台を組んだとしてもここまでは眺め良くは無かっただろうし登るのも苦だし。
そう考えれば、逆モヒカンにしたこの山頂は大正解。額の上の生え際からの大パノラマ!しばらく気持ちよく見まわした。

宇多津の町全景と丸亀港から坂出港までの沿岸、そして瀬戸大橋、そして瀬戸内海、そして島、対岸の岡山の大きな児島半島までよく見えた。

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当然のことながら、朝にこっちを見渡した与島PAもよく見えた。
こうしてみると与島のPAは割と高い位置にあってなるほどいい展望台だわと思えた。
その与島の裏あたりが鷲羽山。瀬戸大橋は角度があまりないから短く見えた。

そしてまたJRの列車が走ってるのが見えた。やっぱり本数多い気がする。追ってみてたら大橋の方へは行かずに宇多津に来てたので予讃線ってやつかな。

宇多津の沿岸には柱のような塔(ゴールドタワー)が見え、小さな島(上真島)も浮いていた。
丸亀港の方を見ると、去年行った競艇場も見えた。

しばらく眺めててあとから来た老夫婦と交代するように展望台を後にしてゆっくり歩いいて広場を戻った。
復路もまたあちこちで戯れる小鳥を見ながら歩いた。
原っぱをチョコチョコと姿勢よく跳ね歩くのは、もう調べなくても分かるツグミ。凛としててかわいい。
桜の木をトントン鳴らすのはコゲラ。木を突く音ですぐに居場所がわかってありがたい。
あと写真撮れなかったけどシジュウカラもよく見た。

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戻りは急な石段の方から下った。下の駐車場と車とその正面の山を眺めてながらゆっくり下りた。
この正面の山は、来るとき高速で横に見えてた山(角山)かな?と思ってたけど、どうやらそれは左端の山らしく、地図で見るとこれは讃岐富士の飯野山らしかった。
え、こんな小さかったっけ? いままで下から見てたからもっと大きく感じてた。

そして、駐車場ではいい声で鳴くホオジロ。この子は木の上の枝の先っぽに停まってることが多いから割と見つけやすい。
朝の散歩は鳥がいっぱいでいいね。そして朝にササっと探しただけの割に絶景のいい眺めの展望台に来れて大満足。すがすがしい展望休憩だった。ナイスナイス。

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