朝日町宮宿にある日帰り温泉施設。
特に調べずに表の287号の看板を見て来てみた。
駐車場前にあるのは本館で、露天風呂は別館らしくここから坂を登った上に見えていた。
露天風呂に入る方は、まずこの本館で入浴券を買って補助券を受け取って入浴してくださいと看板に書かれていた。手間だなぁ、、と思ったけど料金は共通で300円!え、安い。
逆にこの安さなら内風呂だけでもいいやと思えた。
そういえば長野にもリンゴ温泉ってあって入ったよなぁ、、(豊野温泉りんごの湯)とか思いながら入ってみたら、こっちの湯にはちゃんとリンゴが浮いていた。(長野のも日によっては浮いてるらしい)
そして、お湯はやや青みがかってて、石油臭が強く入るとぬめる濃いめの温泉!これはいい!
植物性のフミン酸を含むモール泉(泥炭泉)というお湯だそうだ。
内湯は浴槽ひとつのシンプルな温泉だったけど、大きなガラス窓で開放的で、山の中腹斜面で眺めも充分いいし、浴槽も小さくはないし、青い湯に赤いリンゴが浮いてるのがいい感じ。ゆっくり温ったまれた。
そして風呂上がりにやっぱりリンゴジュース。
(りんごラーメンとかメニューにあった食堂は残念ながら終わってた)
ちゃんとこの朝日町産のリンゴのようで、種類は「秋陽」と「シナノスイート」とあったけど、山形でシナノはないだろうと思い「秋陽」にしてみた。
シナノの方が甘いと言われたけど「秋陽」も充分甘くサラッとしていい酸味でおいしかった。
(秋陽は山形オリジナルの品種だったそうだ。ナイス)
そう言えば風呂で浮いてたリンゴの品種は何だったんだろうね。聞いてみればよかった。
そしてそれと「凍み餅」も売ってたので買って食べながら出発した。
この「凍み餅」は9月に西会津で買って食べておいしかった餅菓子。てっきり会津オリジナルかと思ってたけど山形にもあったのね。気に入ってたからガッカリでもなかった。
うん、ぽろぽろほぐれる不思議な感じは一緒で美味しかった。
味はこっちの方が醤油味立って餅寄りな印象。会津の方が歌舞伎揚げっぽかった。けど、どちらもおいしく、またどこかで見かけたら買おう!と思いつつ、3個ぺろりと食べちゃった。