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落合橋パーキング

ファイル 2677-1.jpg塩谷町下寺島の県道沿いにある「栃木の道」の休憩駐車場。

ちょっとトイレだけのつもりで入った駐車場。
入ってみたら、並んで停める駐車場じゃなくて、一台一台わかれて停める形の駐車場。なんかオートキャンプみたいな感じしてゆっくり休憩しようかなって気になった。

停めたトコから川の先に見える今通って来た県道のアーチ橋が「落合橋」かな。とくに説明はなかった。

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さて、とりあえずトイレに行ってみると、その先に赤い小さな吊り橋があったので、済ませた後に歩いてみた。
ひょっとしてこっちが「落合橋」かな、、とか思ったけど、こっちは「すぎのこばし」と書かれてた。

揺れるかなーと(期待して)渡ってみた。けど全然しっかりしてて全然ゆれなかった。
なので川を覗きながらのーんびり歩いて渡った。

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上流側はクッキリ自分の影が映り、青い川の水がさらさら流れていた。魚とかを目にする時季ではないけれど爽やかな流れは見てて楽しかった。

下流側は朝日が反射して輝いてて眩しかった。
川の先には落合橋。この荒川に西荒川が落ち合う場所の橋。
それとやっぱり先月の台風の大雨の痕なのか河原の草はみんな横になって流れを模していた。

渡りきったところでその先には何もないので引き返した。
今度は広く見まわして渡ると、川の上流の先には「山」の字型に高原山の一角(西平岳-鶏頂山-釈迦ヶ岳かな)が見え、手前のたわわに実の生った柿の木と秋の風景を感じ、青い川と空を見つつ鳥のさえずりに朝を感じた。
鳥はどこだろうと探したら木の上に見つけた。(多分よくみかけるホオジロ)

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駐車場に戻ると石碑があった。眩しくて読みづらかったけど何が書かれてるか見てみると「釈迦ヶ岳の神の失敗り」という伝説だった。
昔、
夜だけ大男として実体化する釈迦ヶ岳の神が、麓に住む美人の所へ通ってて、ついうっかり朝になってしまって慌てて山に帰ろうとして胡瓜の蔓に足を引っかけて転んでしまい、そこが平らな地になったというお話。
美人と夜這いと失敗は伝説の定番だね。

あと、駐車場には小さな赤い実が沢山落ちていた。(ウラジロノキかな?)極端な紅葉ではないけど秋っぽくてイイ感じ。

ちょっとトイレで寄っただけだったけど、思いのほか気分のいい休憩になって、朝と秋を感じて満足。
やっぱりドライブは気ままなのがいいねぇ。

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