関川村湯沢の荒川に架かる橋。
「全国市町村道日本一のアーチ橋」と案内が出てたので寄ってみた。
橋の北が「丸山公園」、南が「お野立公園」という公園と公園をつなぐだけの橋でこんな立派だという事は、橋自体観光名所を狙っての建造ってことなのかな。
すぐ先に公園の広い駐車場があるので停めて橋を歩いた。
まず、欄干からして何かごつい。
「村を代表する重要文化財『渡辺邸』をイメージ」したものだそうだ。ああ、道の駅の裏にある御屋敷ね。
橋も横から見えて、118mのアーチは確かに大きくカッコよかった。
(けど、市町村道で日本一という事は、、県道や国道ではもっと大きな橋があるってことだよね、、と余計なこと思っちゃった)
橋は開けた下流側に歩道があって、途中三ヵ所張り出た展望台があった。その真ん中の中央の展望台まで歩くと、ここには「絶叫コーナーあなたの思いを丸山大橋から」とか「魂のさけび」とか「天までとどけ心の叫び」とか手書きで書かれたパネルが貼られてた。
んー叫びたいほどの思いかぁ、、、
と、しばし考えたけど何も浮かばなかった。。
なんか平和だなぁ、、自分
とか呆れちゃったけど、逆にこんなトコで1人で叫んでる奴いたらヤバいよな。とか考えてふと気付いた。これって飛び降りようとしてる人に向けて「取り敢えず叫んでみて 少しはスッキリするから」と呼び掛けてるのかも、、とか思った。
で、叫びはともかく眺めはよかった。
川沿いの関川村全体が見渡せる田圃風景。高さがあるから見渡してる感があって気持ちよかった。
見下ろせば44m下の水面も遠く、魚いないかなーと見ても分からない距離。
カメラのズームで覗くと朝日に煌めいた波の模様がフルクタルのように動いて何が何だか分からないけど面白かった。
上流側はどうなんだろう?と車道を渡ってみてみたけど、こっち側は歩道が無いくらいだもんね、川が曲がってて見るほどの景色はなく、ただただ朝日が眩しいだけだった。
また正面に戻ってしばらく眺めてから駐車場に戻った。
時間はまだ8時過ぎ。のんびりしたつもりだけど十数分くらいの休憩だった。。
んー他になんかないかな?
と、出発前にナビ地図を眺めてたらすぐ近くの川の下流に「ふるさとトンボ池」というのがあったので行ってみた。
「ふるさとトンボ池」もちょっとオマケ的に同項であげます。(あんまり内容無いので)
113号には円柱型の電光掲示板の柱に案内があったので川原に出る道までは分かったんだけど、そこからは何もなく、どこが「ふるさとトンボ池」なのかよくわからなかった。
土手を進んでたらそれらしい池があったので、これかな?と思って車停めて歩いてみた。
池に突き出した橋があったりしたのでここだろうとは確信できたけど、やっぱり「ふるさとトンボ池」という表記はどこにもなく、どんなトンボがいるかとか付近の自然についてとかの案内板もなかった。
パッと見、トンボはおらず、イヤミのようにタテハチョウだけまとわりついてきた。橋の脇には蒲(がま)の穂があった。これって子供の頃から気になってたんだよね。いつも離れたトコに生ってたから触ったことなかった。ので初めて触ってみた。まぁ思った通りの感触だった。(実はこれ、こすると爆発するそうだ。知らなかった。。擦らないで良かったような惜しかったようなww)
そして橋を進んでみた。雲の巣はってたりしたので枯れ枝を振り回しながら歩いた。
少し先で行き止まり。静かな池の風景。アメンボは怖いくらいウジャウジャ集まっていた。
上流側の方も歩いてみた。
こっちはちょこっとアカネが飛んでた。
かろうじてトンボ池だった。。
これだけだったけど、のーんびりフラフラしていい気分だった。
土手に上がって車に戻ったトコから振り返ったら、さっき渡った丸山大橋が見えた。
池って上から見えたかな?(池は木々に隠れてたようで土手は見えてた)
こーんなにのんびりしてもまだ8時半だった。時間調整は難しいなぁ。