山形市宮町にあるJR北山形駅の駅前ロータリーにある像。
何かで記事を見たのかな?ネタ帳に載せてたので来てみた。
雨上がりの小さなローカル駅前は通学の学生(部活?)がチラホラいるくらいだった。日曜だしね。
そしてその中央に噴水池のように小便小僧像があった。(水を噴出してるから噴水で間違いないんだけど)
この小便小僧は古くから近隣にあった服飾学校の女学生が着せ替えを施していたという「着せ替え小僧」のハシリとなった像だそうで、小便小僧は日本全国あちこちにあって此処のより古いものも多く、服を着せる小僧もあっただろうけど、定期的に着替えをするというのは珍しかったそうだ。
その小便小僧。
今はロサンゼルス・エンゼルスで活躍の大谷翔平選手コスだそうだ。
大谷選手と山形は関係ないらしいけど、やっぱ東北出身のヒーローなので納得だろう。
よく見ると腰の手をあてた左手、ちん○を支えた右手、着せる服も難しそうだよね。左手はうまくポケットに入れてる形にしててうまいなと思った。
台座の裏の手彫りっぽい説明には「昭和31年10月19日に竣工、盛大に式典を挙行」とあった。
当時の小便小僧は洋風のエレガントさを醸して洒落た駅前を演出してたんだろうと思うけど、現在では地味だよね。それでも長い時間、地域の人々に親しまれてこうして残ってるのは立派だし微笑ましい。
いろいろ想像しながら見てるうちに日差しが出てきて明るくなり、弧を描いた小便も輝いた。
見慣れたせいか卑猥とも感じないけど、これ、小僧じゃなくて大人だったらまずいよね、、(なんて思ったけど海外には小便紳士もあるそうだ、、近隣の国には大便家族なんてのも、、)
ちょっと小ネタ過ぎるけど、雨上がりの朝の感じがいい駅前風景だった。