大分県豊後大野市清川町三玉の奥岳川に架かる石橋。
「天然」という名だけど人工の橋。
県道からは茂みが元気な怪しい脇道を進むけど、これがかつての県道の旧道らしい。。
少し進むと案内板と石碑が立ってた。これがよくある協賛者の名の石碑ね。
案内には大正10年(1921)架設の石橋とあり、昭和60年に隣に新橋が架かるまで県道だったそうだ。
ホント、道路状況が整い始めてからドライブを始める世代に生まれてよかったよ。。(なのに酷道とか険道とか通って喜んでちゃ世話ないけどね、、 いや、今だから楽しく感じられるんだろうな)
なんで「天然」という名なのかは書いてなかったのが残念。きになる。。
その先に草も元気な小さい橋が見えた。
ガードレールは錆びてたけど、昭和60年にしては新しく、その後架け替えてそうだった。
橋の上を歩くと覗く川がこれまた素敵な谷。
高千穂のような両側崖で瀞場の峡谷で、やっぱりさっきからの奥岳川の下流なので水はキレイで青かった。
深さはあまりなさそうで青の色は濃かったけど底まで透けて見えていた。落ちたらヤバいな。
いやー、石橋が続いてさすがにそろそろ記憶混ざるぞーとか思ったけど、景色がそれぞれ違ってて楽しめた。
っていうか、逆にここは橋の印象がなかった。。
いちおう県道に出て新天然橋の上から石橋を見てもみたけど、草に覆われてパッとせず、静かに青空を映した川の水面に気をとられる。
そういう自然と同化したような姿から「天然橋」なのかな?と勝手に納得して車に戻った。
(いやいや新設した時は堂々と立派に自然を横断した人工物だったに違いない、、)