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男池湧水

由布市庄内町阿蘇野にある湧水地。
友達に「有料だけど、、」と言われたけど、清掃協力費の100円だけなのでぜーんぜんもんだいない。入口で払って森の道を進んだ。

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道は平坦で歩きやすくて気持ちいいし、すぐ先の小さい橋を渡る時に見た川の水は青くキレイで気分高揚。そしてそのあとちょっとした水たまりに湧水のボコボコが見えたりしてウキウキしながら進んだ。
この道は黒岳の登山口にもなってるらしく、登山ぽい人も見かけたけど、足早くいなくなって他には人少なく静かに楽に歩けた。

少し歩くとすぐに「男池」に出た。
低い舞台のような展望台の先の木陰にある湧水口で、そんなに大きな池というわけではないけど、青く綺麗で神秘的。
本当にきれいな水で、写真見ても青くないトコは水が無いように見える。
これはこれは気持ちも安らぐいい所だった。

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柄杓もあって水が汲めるようになってたので、空きPET持ってくればよかった、、と思ったけど、手を漬すだけで気持ちよかった。

それと、水草が青々と元気に茂っててそれも綺麗。池の先の流れあるトコの水草も水に揺れて気持ちよさそうだった。

池をあとにしてもう少し森を川に沿って歩いた。
川は男池の綺麗な水が流れてて清らか。岩はあまり見かけずスッキリよく見えた。
そして自然の姿って感じで川岸の土を削った形で、小さな峡谷の下を流れていた。根が露出して倒れそうな岸の木が並んでたし倒れてる木もあった。
岩場じゃなく土を削ってる割には水が濁ってないのが不思議にも思えた。溶けづらい砂のような土なのかな?

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7、8分ほど歩くと「最後にちょっとだけ登る」と言われてた上り坂。急だったけど長くはなく、足早くすぐに見えなくなる友達は気にせずに自分のペースでゆっくり登った。

道が削れて倒れそうな柵を見つつ(雨に削れやすい地質なんだね)登り切ると「急階段・急勾配のため子ども連れの方は絶対にお子さんを一人にしないでください」とあった。ふざけて変な所を歩こうとするような子供がいない静かな時間帯に歩けて良かったw

折り返すと坂の裏は登った分以上の下り坂、、トンネルがほしい。
でも上り下りはこれだけだったので、先週歩いた群馬の峡谷の道よりは楽だった。

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そして下りきると、細かく連なる滝の区域に出た。
朝日の木漏れ日に白くザワザワと流れる幾筋もの小さい滝の水が爽やか。あーやっぱ昨日の「清水瀑園」もこういう時間に歩けば爽やかだったんだろうね。

滝の沢を木道の橋で渡るとその先の「名水の滝」が姿を現した。
おお!おお!
これはこれは落差こそ大きくはないものの、滑るように落ちる立派でカッコいい滝。
滝の前も足場で渡れて近くに進めた。

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これは気持ちいいα波。
なんといっても水があの「男池」の水そのままで綺麗。
滝壺は青く透明度高く底までよく見え、水面に立つ泡は皆無だった。
夏場なら飛び込みたいくらいだけど、見てた時は足ポチャしたいとは思いつかなくらい爽やかだった。(サンダルじゃなったしね)

少し眺めて来た道を戻った。
戻りの上り坂も僕はゆっくり。すれ違う人が通り過ぎるのを待つふりして休憩を重ね、周りの木やコケを眺めながら越えた。

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緑の森を味わって20分かけてゆっくり入口に戻った。

で、入口出たとこの県道の向かいにある店「おいちゃん家」は店先で炭火で何か焼いてて、実は歩く前から気になってたので寄ってみた。
ら、「カモの炭火焼き」だそうだ!
これは食べるしかないと店の方でひとパック購入。
「ちょっとまって」と店先のパックじゃなくて、今焼けたばかりのものを詰めて売ってくれて嬉しかった。

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駐車場に戻って、先に戻って来てた友達のくにさんと一緒に食べようと思ってたけど、カモは苦手だそうで独占で食べた。おいしかったー。
九州の炭火焼きらしい黒く燻った(すぼらせた)肉で、カモの食感と味もたっぷり。(ひょっとして友達の「カモは苦手」っていうのは気をつかって遠慮しただけじゃないかな?と思えた)

いい景色とおいしいものを存分に味わえて大満足。
しかもまだ朝早い時間。どんな一日になるのかワクワクだった。

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