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地図と測量の科学館

ファイル 2156-1.jpgつくば市北郷の408号沿いにある国土交通省国土地理院の敷地内にある博物館。
地図好きなのでやっぱ一度は行ってみたいと思ってたところ。ただ、昼間とか早い時間だと子供連れがメインで楽しめないかなーと思っていたので、今日は夕方で丁度いいタイミング。

国道から折れて入ると守衛の警備員さんに止められて、一瞬入口を間違えたか?と思ったけど「科学館の見学ですか」と駐車場へ案内誘導してくれた。まぁ、国土交通省に用のあるような車じゃないわな。

さてさて、入口で入館無料というのを確認して堂々と入館。
入って早々ロビー前には、床に大きな日本地図「日本列島空中散歩マップ」があって赤青メガネで山が立体的に見えるそうだ。
案内のお姉さんに「南から見るときは青を右に、北から見るときはひっくり返して赤を右にして見ると3Dで楽しめます」と丁寧に解説され試すと、なるほど!こりゃいいわ!
面白くなって全国歩きまわっちゃった。

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国内を立体的に見下ろして一番特徴的な地形は阿蘇だね。これがマジで噴火したら日本全滅ってなるほどと思うわ。

すいてて自分だけで悠々とまわって見れた。
これだけでもう満足で嬉しくなりつつ、二階に上がって常設展示コーナー。
まず館の紹介VTRをゆっくり見た。
概要わかったけど、そのあと見た展示はVTRの紹介をなぞるようであまり身が入らず流しながら、測量の歴史や道具や古地図を見て進んだ。ちょっと難しいしね。

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実際に見て面白かったのは現存する最古の地球儀というべハイムの地球儀(レプリカ?)。1492年に作られた物でアメリカ大陸はなく日本はやたらとでかい。コロンブスはインドを目指してアメリカを発見したそうだけど、よく日本だと思わなかったもんだ、、とか思った。

それと立体地図コーナーの西之島。
噴火で大きくなった様子が並べられてて、これは確かにスゴイやと実感できた。

後は流してみてまわって、特別展示の手書き地図も一通り見て下に降り、売店を覗きつつそこから外に出た。

おもてには測量用航空機「くにかぜ」が静態保存されていた。
米ビーチクラフト社の五人乗りの双発機。
昭和35年の導入で58年まで使われてたそうだ。
(そういえばウチの父親は米軍の地図局で働いてたそうだけど、それよりは後のものか)

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そしてそして、航空機の横には20万分の1の「日本列島球体模型」というのがあり、上ってみてみた。

これはまた館内の立体地図とは違った趣。西の端からじっくり歩いてまわった。
沖縄からは本土が遠く、ほとんど見えない遠い島。久米島も意外と離れてた。その沖縄から徳之島が一歩、奄美大島までもう一歩、種子島まではもう一歩で届かなかった。(よくまぁこんなほうまでドライブしに行ったもんだ)
逆に壱岐対馬は近くて一歩もなかった。

九州からもじっくり歩いて、高知からも関東は遙か遠くだなーと眺めた。
逆に新潟から関東はぜんぜん近所。こんな距離で気候全然違うのは嘘みたい。

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北へ歩くと青森でも遠く、今年行った竜飛岬はやっぱ先の先。
さらに北に行くと北方領土はでかいよね。択捉だけで一歩かぁ。
グルッと回って小笠原や西之島(まだ小さい頃の表記)を見つつ最南端の沖の鳥島へ。ここは海しか見えない。。日本とは思えない(なーんて、、へたなことは言わないほうがいいw)

さてゆっくりと日本一周したとこで球体模型から下りた。

あとは、そうそう、敷地内に展望台みたいなのがあるのが脇の道から見えてて前から気になってたんだっけ。
歩いて行ってみたら、やや荒れた感じの駐車場の先で少し距離あった。
辿り着いてみたら立入禁止で閉鎖されていた。
やっぱりな。そんな感じしてたんだよね。

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あれ?そういえばここら辺にパラボナアンテナ(32mVLBIアンテナ)もあった筈だけど、、
今年3月に解体されたそうだ、、
科学館に戻ってきてみたら、裏庭の入口にその一部パーツが並べられていた。

最後は並んだ測点標石を見ながら駐車場に戻った。

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