阿南市津乃峰町東分の津峯スカイラインの先の津峯山山頂にある古い神社。
神社へは駐車場から少し登るみたいで、観光リフトとかもあった。
けどリフトは9時から、、だよね。 (今、7時半過ぎ、、orz)
えー登るのかぁ。。
参道の入口の鳥居前の階段は扇状に開いてて登ってみたい気にさせるし、そんな距離でもないだろうと登ってみた。
階段の下には自由に使って良さそうな木の杖が差してあった。(階段の脇にある鳥居は車の御祓い用らしい)
傾斜はこの扇状の石段くらいの角度でずっと続いててグングン登り、この駐車場から見えてるピークがてっぺんかなと思ってたけど、そこから折れて更に奥に登り坂が続いてた。。やっぱりな、、
折れるとこで上から掃除して下りてくる人とすれ違った。神社の人かな。ご苦労様です。
そしてもう一踏ん張り、津峯スカイラインと同じように苔で緑になった石段を登る。
後半は横の木々の裏に見えた止まったリフトを恨めしく見ながら登り、汗だく息切れながら10分弱で標高284mの山頂に登頂。
閉まった売店の間を進んで、津峯神社。まず、お参りした。
あれ?かなり疲れてたのかな?めずらしく神社の写真をちゃんと写してなかった、、
津峯神社は聖武天皇神亀元年(737)創建の式内社。祭神は賀志波比売命という出雲の女神。交通・海上・無病息災延命にいいらしい。交通!きてよかった。
拝殿の横には達磨が飾られた社殿があって、あーダルマ欲しいなー、、と思ったけど神社の人が誰もいなかった。。社務所で大きな声で読んでみたけどやっぱり誰もいなかった。
そしてそして神社の端は展望台。
覗いてみると、ちょっと樹が邪魔で口惜しい眺め。(横の鉄骨の火見櫓みたいな旗立て台は、やっぱ上っちゃダメなんだろうなぁ、、)
そして少し曇ってきちゃってた。
けど、雲に隠れた朝日が伊島と蒲生田岬の間の海をだいだい色に染めててキレイだった。ちゃんとしたカメラで望遠で写したらいい写真撮れそう。
眺めていたら後から二人、年配の方々が登ってきた。「木がじゃまやね切らんのかね」と話しかけられた。
参拝客かと思いきやボランティアの方のようで、境内の掃除をはじめた。
ので、「神社の方って朝はいないんですかね?ダルマが欲しいんだけど、、」と軽く聞いてみたら、いるはずだと探してくれて、いないとわかると電話までかけてくれた。ありがたい。
(どこから来たか聞かれて「千葉から」と答えたけど、「え?どちらから?」と聞き直されたので行程かと思い「和歌山からフェリーで」と答えたら、そこからは和歌山の人だと思われて神社の人を探すときも「和歌山から来てくれたんだから、、」と何度も言ってた、、)
少し待つと下から神社の人が登ってきた。さっき階段で掃除しててすれ違った人だった。
ってわけで無事にダルマをゲットし、神社をあとにした。
時間はまだリフト開始時間の40分前。あーあ、帰りくらいリフトで下りたいなぁ。景色よさそうだよなぁ、、なんて思ってたら、、あれ?リフト動いてる。
覗いてみたら誰かが乗って上がってきた。上のリフト乗り場の職員のお姉さんのようなのでダメ元で「もう乗れますか?」と聞いてみた。
ら、やっぱり時間前なので下と内線で連絡、でも出なかったようで、乗り場の先から大声で叫んでたりしてた。結局下とは連絡取れなかったみたいだけど大丈夫だろうと「下で料金払って下さい」と乗せてくれた。ラッキー。
このリフトが眺め良かった!ここきたら展望はリフトの下りが一番だね。ひょっとしたらそのために神社前の木切らないのかも、、とか思いつつ、、 連絡が付いてない下の操作員に途中でリフト止められちゃわないか、、、と心配しつつ下った。
無事途中で止まることなく下りると、下の人は裏で雑草とってた。。下りのみの料金200円払って駐車場に戻った。
さてさて、実はこの津峯山、もうひとつの見どころ「岩窟」があって、この駐車場から下る道に点在して連なってるそうで、岩窟巡りのコース図があった。(廃墟ファンなら駐車場脇の廃結婚式場の方がおもしろいのかも)
んーどうだろう、ここも結構上り下りと距離あるのかなぁ、、
「徳島トヨペット」の昭和中期頃っぽいコース図では駐車場が大きく書かれてて、コースは駐車場分くらいの距離の短い物のように見えるけど、、
とりあえず道を覗いてみたら、やっぱり急勾配。躊躇。
もうひとつの「阿南市」の最近ぽいコース図では駐車場は小さく、コースは津峯神社への距離の何倍もあって駐車場の先の山まで登って帰ってくるような形になってた。
こっちの方が信頼できそうで、進んだら大変な行程になりそうだったので行くのはやめて車に戻った。