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鶴田沼緑地

宇都宮市砥上町にある鶴田沼周辺の緑地。
鶴田沼は江戸時代に造成された溜池だそうで、もともとあった沼を造成したのか新たに作ったのか判らないけど、ここは天然記念物の「ハッチョウトンボ」が生息している場所ということで来てみた。

先週まではセミで空振りだったので、ならばトンボは?と来てみたわけだけど、懲りてないよね。。(専門家じゃないんだから簡単に見れるわけないじゃん、、)

釣りに来てる少年が幾人かいるくらいで、すぐ近くの幹線道路の喧噪が嘘のような静かな緑地。沼の水はキレイではなく沼らしかったけど穏やかで雰囲気よかった。

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案内板もちゃんとあって、「ハッチョウトンボ」の説明もあった。10円玉ほどの大きさだそうで、見つかるかなーと不安になった。。
そしてさっそく沼には沢山のトンボが飛んでいた。
半分は「シオカラトンボ」、半分は「コシアキトンボ」。よく見る子達。
コシアキは飛びっぱなしだったので撮れなかった。。

で、ハッチョウトンボがいるのは沼の奥の湿地区間だそうなので、沼の脇の遊歩道を歩いて進んだ。

道は歩きやすく整備されてて、少し進むと沼から離れて森の道になった。
チョウも多く飛んでた。葉に停まって写真撮れたのは「イチモンジチョウ」

沼の水辺がなくなってしばらく進むと、湿原への木道があったので折れてみた。

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木道の脇の日陰の湿原には白い花が沢山咲いていて、「チャバネセセリ」が止まってた。
一本立っていたのが「ノリウツギ」という木で、崩れたアジサイのような花が咲いてるなと思ったら仲間だったらしい。

木道が終わった辺りが沼の中央部で、案内板にあった堤のような道で分断されていた。
ここだけが湿原中央を眺められる場所のようで、折れて進んでみた。

「ハッチョウトンボ」いないかなーと注意深く周りを見たけど、やっぱり見かけるトンボはシオカラばかりだった。。
(スマートなのがシオカラ、ずんぐりしたのがオオシオカラで、別だったらしい)

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中央と奥が橋になってて、中央には小川くらいの水の通り道があった。
水中を覗くとザリガニだらけ。。かわいくないくらいの数のザリガニがいた。
そんな中でクルクル回ってる虫もいた。「ハイイロゲンゴロウ」のようだ。

水面にはカエルも何匹かいて、みんなダルマガエルだった。
最近外来種問題が騒がれてるけど見かけたものでザリガニ以外は固有種なのでなんか嬉しい。
やっぱカエルを見ると満足感があるなぁ。来て良かった。

さてさて
色々見れて嬉しいけど目的は「ハッチョウトンボ」。そんなすぐに見れるなんて思っちゃいないから、腰を据えてじっくり観察。
夏の日差しでスゲー暑かったけど、時折吹く風が自然の涼しさで気持ちよかった。

しばらくしたら子供を連れた家族が来て、ザリガニ釣りを始めた。
楽しそうだったけど、釣り上げたザリガニをおっかながって掴めない両親が情けなくて面白かった。

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親子が挨拶しながらいなくなってもしばーらく湿原を眺めていた。

で、やっぱりなかなか「ハッチョウトンボ」は見つからず、逆に大きめのトンボが寄ってきて近くに止まった。
これはオニヤンマ?かと思ったけど違うようで「コオニヤンマ」のメスだそうだ。

他はやっぱり「シオカラトンボ」、、
もっと小さい筈だと、飛んでる小さいのを目で追ってみたけど、、ハチだった。

ファイル 2019-5.jpg根気よくしばーらく眺めていたけど、とにかくいい天気過ぎてあつかった。
水に浸かってグデーっとしてるダルマガエルが気持ちよさそうで羨ましかった。

あんまり長いこと日なたにいるのも危険かな、、と思って少し日陰へ移動した。
少し池らしく水が溜まった辺りでまた眺めてみた。

いままで飛びっぱなしだった「コシアキトンボ」が棒に止まってた。
他にも小さめのトンボも見つけたけど、これは普通の「ナツアカネ」でしょう。

ファイル 2019-6.jpg

カマキリは当たり前のように沢山いた。
この場所でウロウロと一時間ほどゆっくりして、やっぱ無理かなとあきらめた。
最後に足元のキノコを見つけて、まぁ色々見つけられたのである程度満足。来た道を引き返した。

戻るときも一応周りを良く見て進むと、花に止まる「ベニシジミ」や、隠れてエッチなことする「ヒョウモンチョウ」を見かけた。

ファイル 2019-7.jpgそして森の道を歩いてたら、襟元に何か止まった。。
うわ、、スズメバチじゃないだろうな、、、とおそるおそる見てみたらカミキリムシだった。 なーんだ。
害はないけど一応噛まれると痛いので揺すって放した。なんか森に好かれた気になって気分良かった。

池に戻ってきたら釣り人は少年一人。
挨拶されたので、釣れるように願って眺めてたけど、ジッターバグを投げててアタリも見えなかった。昼間のトップウォーターは難しそうだけど、気持ちは分かるし(トップウォーターで釣れるのが一番嬉しいんだよね)懐かしくて目を細めた。

ってわけで、天然記念物の希少種はトンボも空振り。
いやぁ難しいね。
でも、毎回言ってるけど、珍しい生き物にかこつけた森林浴ってことでも悪くないし、特にここは(寺とか神社より)感じのいい場所で気分良かった。

そういえば、ここでもニイニイゼミが啼いてたけど、単発でカワイイもんで、静かなもんだった。
今年もセミの鳴き声のうるささは既にウチの近所がダントツ。もう合唱。で、しかももうミンミンゼミが啼きだしてるという気の早さ。。笑える。

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