三島と沼津の間の、国道1号沿いにある湧水の公園。
いつも前の1号を通過する度に気になってたんだよね。
で、
ここんとこ湧水とか源泉とかがちょっとしたマイブームだし、静岡メインのドライブだしって事で、寄ってみた。
駐車場から歩く。
茂みの脇の沢に沿って進むと木の橋の道から広い柿田川の中流が見れた。
なーんかいい感じの川だなぁ。水草も揺れて優雅で。
魚もあちこちでチャポッ、チャポッと飛び跳ねてた。
野鳥も飛んできて木の枝とかに停まった。
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隣の野鳥観察の人の会話を聞くと「なんだセキレイか、アレはよくみるんだよね」と捨てるような言い方。んー分からないでもないけど、素人目にはいい景色で可愛い野鳥は珍しくない種でも愛おしく思えるのにな。。。
少し歩くと「わき間」と呼ばれる井戸跡があった。
石が詰まってて底は見えなかった。
ここは製紙工場が使ってた井戸跡だそうな。。工場があったんだココ。。
そして真夏なら賑わいそうな湧き水広場。寒いと寂しげ。
一旦登って広場に出て、次は第二展望台。
川が遠くてあまり展望きかないな、、と思ったら、すぐ目の前に大きな井戸跡?の「わき間」が有って、真っ青な水の底で砂が揺れてて水が湧いてるのが見えた。これはキレイ!
(ここは紡績工場跡だそうな。。)
先に来てた人達がいなくなって静になってからも悠々と眺めた。
次は一番奥の第一展望台。
っていうか駐車場から歩いてくると一番奥だけど、国道からは一番手前だったりする。
階段を下りると何やらこそこそと人が集まってた。
源流を見るとカワセミが来てた。
おお、生カワセミは初めてみた。キレイ。
(でもうちのカメラ、、ズームするとピントが合わない。。がっかり)
此処は柿田川の一番奥の源流らしい。
彼方此方でモクモクと砂が舞って水が湧いていた。
柿田川湧水群は名水百選だそうだ。
川には魚の群が見え、カワセミをずっと見てたら、キセキレイも来て同じ枝に停まった。
野鳥観察の人の話では「あのキセキレイはカワセミと仲良くなろうと近づくけどいつもフラれちゃうんだ」って。
暫く見てたらキセキレイをフったカワセミは別の枝に飛び移り、ピーッピーッと啼いた後、素早くダイブして魚をゲット!
いい瞬間を見れた!(周りのカメラも一斉にパシャパシャ騒がしかった)
獲った魚を銜えて飛んで別の枝に停まって食べてた。面白い物見れた。
さて最後に公園の広場。
こっちの国道前が公園としては正面口なんだね。
噴水があって虹になってた。
それと実はこの一帯は昔は泉頭城という城だったという案内板。へーへー。
いいところに城建てたもんだ。
なんでも今川の頃は武田に焼き払われ、後北条の時は秀吉が来る前に自分たちで焼いっちゃって廃城。
家康が隠居城を作りたかったけど死んじゃって計画中止。の廃城跡だそうな。
そんな感じでたっぷり楽しめた。
あ、そういえば水汲める場所がどこなのか分からなかった。。
出発してから思い出した。