木更津市中の島の木更津港に架かる歩道橋。
歩道橋としては高さ27mで日本一の高さだそうだ。
なので、今日なんかは海と富士山がよく見えそうだなと思って寄ってみた。
この橋は子供の頃に来た記憶がある。
今の僕以上に無計画な父親の「潮干狩りでも行ってみるか」という気まぐれな休日のお出掛けで、都内から電車に揺られて午後の到着。帰り始めた人の波を逆行して駅から歩いて来てみたら、、潮が満ち始めてこの日の潮干狩りはもう終わりって時間。で、この橋だけ登って眺めただけで、「つかれたー」といってぶーたれて帰った思い出。。
あまり面白い記憶でもないけど、今となっては懐かしい。
で、それ以来の四十年ぶりくらいの来訪。大人になって見てもやっぱり大きい橋だった。
風があたってオーケストラのチューニングのような不思議な音がなっていた。
階段ではなく斜面の坂を折り返して登るのは昔と同じで懐かしい。
上まで登ると鳴ってた音は演奏してるかのように大きくなって、ウルトラセブンで不思議な現象が起きそうなBGMに聴こえて、頻繁に頭上を通る飛行機の音も掻き消されそうな程だった。
音も煩いし風も強くてくそ寒いけど、橋の真ん中まで進んで眺望。
まずは東側の木更津の港と市街。
うーさみー。
そして西側の東京湾。
青い海が広く見渡せた。
富士山は薄っすら。アクアラインは少し隠れ気味。対岸の東京湾岸のビルも見えたけどどこがどこかまではわからなかった。
橋の北側には「中の島」
起伏のない埋立地のような島で、公園広場があるだけだった。(人工の島では無いよね?)
その先の自衛隊基地には白い小型機が見えたのでデジカメでズームして見たらグライダーだった。
寒いしまた登るのヤだから島には下りずに橋の端で折り返した。
帰りは追い風で少し楽。
煌く海と遠くの富士山を見ながら(寒そうに登ってきた人達とすれ違いながら)渡った。
そして橋の下の駐車場の自分の車も確認。
前は上から自分の車を見るとホッとして喜んで写真撮ってたもんだけど、この車ではそういう感覚が薄れたな、、と思ったので、たまには写してみた。