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小御門神社

ファイル 1896-1.jpg成田市(旧下総町)名古屋の県道沿いにある神社。
ちょっと辺鄙な場所だけど大きそうな神社で気になっていたので寄ってみた。(字は違うけど、ヒットしてた弁護士ドラマの主人公の苗字と同じ名前だしね)

ら、やっぱり他とは少し格式違うような立派な構え。大きな木の鳥居をくぐった参道は県の天然記念物の森に包まれていた。
この天然記念物「小御門神社の森」の案内板はあったけど、神社の由緒書きとか説明版とかはなかった。。

ファイル 1896-2.jpg

並ぶ灯籠の半紙の墨絵を見ながら参道を進むと、時折木々の合間から日差しが見えて、参道脇の緑の苔を照らしてて清々しい雰囲気だった。

参道の奥で右に曲がって社殿が見えた。この配置は伊勢系かな。
囲いの中の菊の紋がある社殿にお参りした。

その拝殿に案内冊子があったので見てみた。
御祭神は藤原師賢。後醍醐天皇の忠臣で倒幕に活躍したけど捕らえられてここ下総に流されて亡くなったそうで、本殿の裏に墓所があるそうだ。

ファイル 1896-3.jpg

本殿も拝見しようと横にまわると、苔の生えた地面がサクッと沈んだ。
おお、シモバシラ。
ちょっと歩きづらいので本殿は離れて拝見。
拝殿とは別れる形の鰹木の並ぶ立派な本殿だった。

ファイル 1896-4.jpgそしてまた木洩れ日の参道を、森の樹を見上げながらゆっくり戻った。
雰囲気のいい神社で気分イイ寄り道だった。


そっか、後醍醐天皇の忠臣かぁ。
去年何気なく吉野神社に行った後、南北朝時代とか後醍醐天皇とか少し勉強したいな、、とか思ったものの、ぐちゃぐちゃの覇権争いはやっぱり良く分からず、興味も失せてた。。
んだけど、やっぱあちこち廻ってると触れることも多いよね。小説でも探して少しづつ憶えられればいいな。

タグ:観:宮 観:然 景:森 植:苔