赤城山の連山カルデラ内にある谷間の湿原。
木道の遊歩道で一周できるらしいので歩いてみた。
何やら入口の所に柵が。
あれ行けないのかな?とか思ってよく見たら
鹿よけのネットだった。
増加する日本鹿から貴重な植生を保護するためだそうだ。
不自然な気もするけど自然環境の保護って大変だよね。
この覚満淵は湿原と沼の広がる地帯。
説明によると「泥炭の厚さが2.5〜3m位ある高層湿原」だそうな。
思ったより沼が大きかった。
湖好きとしてはここも○○沼とかにして欲しかったな。。
そんな沼の表面は完全に凍り付いていた。
さっきの小沼のような氷ではなく、厚い氷が張り始めてて指で押しても割れなかった。
木道も脇が凍ってて冬の始まりな感じだった。
天気は晴れたり雲を被ったりで、金色の枯草と青い沼が見えたり、クロームな冬枯れの景色だったりした。
モコモコのヌマガヤの枯れ草が波打ってて暖かそうだった。
一番南の奥まで歩くと山々に囲まれた感じが良く見えていい景色だった。
淵の西側は草叢の中の遊歩道。
かなりぬかるんでて泥濘をよけながら歩いた。
あまり景色も見渡せず、なーんか熊が出そうでいやーな感じだった。
鹿くらいなら出てもいいかな。
あ、ネット有るから出ないか。。
じゃあ熊もいないかな。なんて思って歩いてたけど、他には誰も歩いてなかったし、遊歩道入口には熊に注意とあったから、ちょっとよろしくなかったかな。。
登山道の入口には「熊の人的被害が発生しました」と大きく貼り出されていた。